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定年後にも読みたい おすすめの長編小説 三作品

定年関連の本で、定年後、老後の趣味として読書をあげているものは少ないように思います。 読書は生涯を通しての趣味になります。 特に定年後は、現役時代に比べ、時間がありますから、長編小説をしっかり読むには相応しい時期です。 そこで僕が、定年後にも読みたいおすすめの長編小説をご案内します。

定年後 「定年楽園」という本に出会って

経済コラムニストの大江英樹氏は、定年を迎えるに当たり、貯金が150万円しかなかった。 転職経験もない、大学卒業後、証券会社の営業畑一筋に歩んで来られた方です。 そして定年後、再雇用で半年だけ働いた後、退職して起業され、いまでは経済コラムニストとして大活躍されています。 僕は、大江氏の著書には、定年後しばらくたって出会いました。

老人文学の金字塔!? 筒井康隆 銀齢の果て

ストーリーはブログに掛けない程過激ですが、筒井氏のドタバタ調の文体なので、シリアスさは低くくそれが救いです。 平成18年の作ということで今から12年前の作品ですが、既に現代に高齢者問題を鋭い視点で捉えているところは流石です。 また筒井氏が前から言っている保護と言う名の差別も随所の取り上げていて、考えさせられる問題作です。

定年後になって 勢古浩爾著『定年のリアル』を読んでみたら

勢古浩爾氏。文筆業者で1947年(昭和22年)生まれだから、今年71歳。 僕よりちょうど10歳年上。 つまり団塊の世代の人です。 勢古さんが、書いた『定年のリアル』を読んだのは、定年の2年ほど前だったでしょうか? 勢古氏は、34年勤めた洋書輸入会社を定年退職して、その後は文筆業で食っている人です。 僕が最初に読んだ3年前には、結構その生き方に憧れたものですが、 いま、読むとこれからの時代にはちょっと無理があるかな、と思わないでもありません。 でもその通りだと思うこともあります。 今日は、この『定年のリアル』に少し突っ込んでみたいと思います。

定年後 誰がために生きるか?忘れられぬ亡き友たちの思い出

僕の人生に大きな影響を与えてくれた本は、五木寛之氏の「青年は荒野をめざす」と「青春の門」です。 臆病な僕は、小説の主人公のような体当たり的な、人生ではないけど、田舎の5年生の国立高専に通う僕に、 ここから飛び出せ、と教えてくれたのが五木氏の二つの小説でした。だから、このブログのタイトルも、それにちなんで「中年は荒野をめざす」にしているわけです。その五木氏も今年で86歳。先日、TVでその元気をお姿を拝見して、嬉しい限りでした。さて、今日は現在の僕の支えになっている今は亡き友人について書きたいと思います。

定年がやってきた 人生100年時代にみる4つの選択肢

現在の企業は、 政府の指導で、従業員に対して3つの対応をしなければなりません。 1、60才定年の場合は、従業員が希望すれば65才まで雇用する義務がある 2、定年を65歳まで延長する 3、定年制の廃止 僕が勤める会社は、一番多くの会社が行っている1番の、 定年は60才だけど、希望すれば65才まで働けるというものです。 さて、雇用される側としては、 4つの選択肢があります。 人生100年時代を見据えるとどれがいいか考えたいと思います。 でも今日は触れだけですので、あまり期待しないでね。

定年ゴジラの感想 古き良き時代のおとぎ話になるでしょう

僕が定年を迎えた20年前と、これからの20年後の違いは全く違った世界になっています。 定年ゴジラの舞台になった、90年代後半は、定年退職しても年金で生活出来たのです。 だから、定年後は何をしていいかわからなくて、困った世代です。 僕らより下の世代から言わせると羨ましい限りです。 そしていま定年になった僕らは、生活のために働かなくてはなりません。 そして、僕より下の世代は、もう定年という制度もなくなるかもしれません。 つまり何をしていいかわからないという甘えた考えではなく、 どうやって食っていくのか、という切実なことになってきます。

五木寛之 新老人の思想を読んで さらばアンチエイジング

五木氏も高齢です。 1932年(昭和7年)と言いますから、今年で86才になられます。 しかも自分より若い人たちへ言い残したい、書き残したいという強い使命感か信念か、 もう残された時間がないとばかりに新刊も次々と出されています。 僕はファンとしてこれらの本を全て読んで、拡散させていくことも自分の使命ではないか、 なんて勝手思い、時間のある限り、氏の本を読んで感じたことをこのブログに書いていきたいと思っています。 さて、「新老人の思想」は、凄い思想の書です。 あまり物事を明確に言わない五木氏が、ここまではっきりと主張するする文章を始めて読んだ気がします。

五木寛之「新老人の思想」青年は老人になり荒野をめざす

僕は、1957年生まれなので、70年代がまるまる青春でした。 その時出会ったのが五木寛之氏の小説。 当時まだ30代だった五木氏の小説は、思春期の僕に大きな影響を与えました。 「青年は荒野をめざす」「青春の門」などの青春物、「さらばモスク愚連隊」「青ざめた馬を見よ」などのロシア物。 進学校でない高校に通っていながら五木氏と同じ早稲田大学に行ったのも、仕事で何度もモスクワに行ったのも五木氏の影響の表れでした。 そしていま五木氏は85歳。ご健在で精力的に仕事をされています。 自分の思いを後世に残したいという熱いお気持ちで数々の著書を出されています。