こんにちは、
こめまるです。
『後悔病棟』垣谷美雨著を読みました。いや、いつもながら読んだというよりもaudibleで聴きました。
このシリーズは、3作あり、この作品のあと『希望病棟』『懲役病棟』と続きます。どれも神田川病院を舞台にしています。
ただ、主役を演じる医師は全て女性で、第1作の『後悔病棟』は、早坂ルミ子ですが、第2作と第3作と別の意志が活躍!?します。
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後悔病棟 不思議な聴診器
神田川病院に勤める美人で優秀な女医早坂ルミ子33歳。
ただ彼女には、困った欠点があるのです。
空気が読めず、鈍感なのです。
だから末期がん患者を担当しているが、そのドライな発言で、患者の家族を怒らせることもあった。そんな彼女は陰では「患者の気持ちを読めない医師」とささやかれていました。
密かに自分の欠点に悩んでいた彼女は、ある日、中庭で一つの聴診器を拾いました。
見かけはなんの変哲もない聴診器。
しかし、それには不思議な力があったのです。その不思議な聴診器を患者の胸にあてると患者の心の声が聞こえてくるのでした。
余命いくばくもない患者たちは、みんな「過去に戻って、もう一度、人生をやり直したい」と後悔しているようなのです。
そしてその声に従って、患者の後悔に寄り添うルミ子。いつしかルミ子は、患者の気持ちが一番わかる医師へと成長していく、ようです???
この作品、すっごく面白いです。著者の初期の傑作『リセット』を読んだ人には特にハマると思います。
SF調なところも似ていますね。
ドラマ化するならルミ子は、やはり綾瀬はるかさんがいいですね。天然ぽいところが合っているかもしれません。同僚でいつもルミ子を助けるイケメン医師岩清水は、高杉真宙君がいいかなとも思います。
機会があったらぜひ読んでみてください^^
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