こんにちは。
こめまるです。
オードリー・ヘプバーン主演の『ローマの休日』が、日本で公開されたのが1954年4月27日のことでした。
この映画は、前年1953年のアカデミー賞で、オードリー・ヘプバーンの主演女優賞以下、3賞を受賞しました。
オードリーヘップバーン 人気
日本では、54年同年に主演2作目の『麗しのサブリナ』も登場し、細身のズボン、トレアドル・パンツとぺたんこのサブリナ・シューズ、サブリナ風に眉を太く描き、髪を短くしたボーイッシュなスタイルが流行りました。
僕の両親が、ヘプバーンより数歳年下で、結婚前に一緒に映画を観に行ったと話していました。
しかし、僕自身は、ヘプバーンの若き日の映画を観たのは、ずっとあとの中年になってかからで、それまではヘプバーンの後期の作品にしか接しておらず、やせぎすのおば様というイメージでした。
ところが、自分で『ローマの休日』と『ティファニーで朝食を』のDVDを買って観ている内にすっかりオードリーの虜になってしまいました。
ストーリーは、ヨーロッパ親善旅行中の某国の王女が、連日の公式スケジュールにうんざりして、夜のローマの街に忍び出して、そこでアメリカの新聞社の記者と知り合うというものです。
アメリカには王室がないのでこんなパターンが好かれるようです。
だから下手すると陳腐な作品になりがちです。
しかしこの作品では、通常セットで行う撮影もローマ現地で行うなどロケに拘ったことです。スペイン広場や真実の口をはじめとするローマの名所は、当時まだ海外旅行が珍しかったこともあり憧れとなりました。
そして何と言ってもオードリー・ヘプバーンの魅力が作品の質を高めました。
女性たちは、オードリーのファッションに敏感に反応し、男性たちはそのチャーミングな容姿と仕草の虜になってしまいました。
僕はイタリアはミラノに立ち寄っただけで、もちろんローマにも行ったことがありません。死ぬ前に一度行きたい場所です。
ローマの休日 1953年
製作・監督:ウィリアム・ワイラー
出演:オードリー・ヘプバーン、グレゴリー・ペック、エディ・アルバート、ハーコート・ウィリアムズ
1953年製作・アメリカ合衆国
ヘプバーン初主演のアメリカ映画。オスカー3部門受賞
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