新宿が舞台 僕が読んだ本

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こんにちは、
こめまるです。

僕は1977年に大学入学のために上京して今年で45年になります。
その内東京都に住んでいたのが13年間。
新宿区に10年、港区に3年住んでいました。

残りの32年間は、神奈川県の横浜市と川崎市です。

さて所属するコミュニティーが毎週土曜日朝に読書会を行っていますが、次の土曜日8月6日のテーマが「場所にちなんだ本」です。

そこで今回は、自分が過去に読んだ本から新宿にちなんだ本を選びました。
ただ、読んだのもかなり前で詳細は憶えていませんが思い出しながら書きたいと思います。

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新大久保三畳一間 青春記

僕は1977年に上京し最初に住んだ町が現新宿区大久保一丁目(当時は西大久保二丁目)。
歌舞伎町の隣です。
最寄り駅はJR新大久保駅。
田舎から初めて上京した青年には刺激が強すぎる場所で、近所の銭湯が休みで歌舞伎町近くの銭湯に行った時の光景はいまでも忘れられません。
と言いながら新宿区には通算で10年間も住みましたが。

最初に住んだ大久保一丁目の下宿は、普通の民家の裏に建てられたもので部屋数が1階が4部屋。
2階が2部屋だッと記憶します。
僕の部屋は1階の3畳一間。
実家の部屋も3畳だったので特に違和感はありませんでした。

もちろん全員学生で隣の同じ早稲田大に通う2年先輩に可愛がられ、2年目に一緒にアメリカまで行きました。

新宿を舞台にするとどうしても犯罪絡みでいかがわしくうさん臭い設定になってしまうものが多いようです。住むとそうではないんですけどね。
区民の憩いの場という感じの新宿御苑まで戦場と化した小説もあります。

バランスを取るためにほのぼの系も紹介します

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新宿鮫シリーズ 大沢在昌

新宿鮫 Ⅱ 毒猿 1991年
大沢在昌作

新宿鮫シリーズは、一時期夢中で読みました。
と言っても独身時代なのでもう30年以上前のことです。

調べるとシリーズは10冊ほどありますが、僕は4から5シリーズ読んだ記憶があります。
その中で、2作目『毒猿』は強烈な印象があります。

それは、あの区民の憩いの場である新宿御苑が戦場になり凄惨は状況になってしまうのです。小説とはいえやり過ぎだろ、なんて思ったくらいです。

毒猿 新宿鮫2~新装版~ (光文社文庫) 大沢在昌作

凄腕の殺し屋・毒猿が新宿に潜入。彼を裏切った台湾マフィアのボス・葉が標的だ。孤独な毒猿に心惹かれた奈美は、その復讐劇に呑み込まれていく…。台湾の敏腕刑事・郭とともに、毒猿の爪痕を追う鮫島。葉を匿う暴力団・石和組と毒猿の全面対決が迫る!新宿御苑を舞台にした決戦の果ては!?そして奈美の運命は!?シリーズ最強の敵が鮫島の前に立ちはだかる。

新宿御苑 旧御涼亭(台湾閣)探訪 (「新宿鮫・毒猿」 聖地巡礼)

不夜城 馳星周

不夜城 1996年
馳星周作

出版された時期を見ると会社員として忙しくしていた頃。
多分、通勤電車の中で読み切ったと思います。

文中で携帯のバッテリーが非常に重要視されていたことを憶えています。

不夜城 (角川文庫) 馳星周作

アジア屈指の大歓楽街――新宿歌舞伎町。様々な民族が巣喰うこの街で、器用に生き抜いてきた故買屋・劉健一。だが、かつての相棒・呉富春が戻ってきたことから事態は一変した。富春は、上海マフィアのボス元成貴の片腕を殺し逃亡を続けていたのだ。健一は元に呼び戻され、三日以内に富春を連れてこいと脅される。同じ頃、謎の女が、健一に仕事を依頼してきた。彼女が売りたいと口にした意外なものとは――。生き残るために嘘と裏切りを重ねる人間たちを濃密な筆致で綴った危険な物語。

テロリストのパラソル 藤綿伊織

テロリストのパラソル 1995年
藤原伊織作

僕が大学に入る数年前まで学生運動が盛んだったようです。
95年というとまだその燻りが残っていたのでしょうか。

作者の藤原伊織氏は、まさにそんな時代に生きた人。
60歳を目前として逝去されたのが惜しまれます。

テロリストのパラソル (角川文庫) 藤原伊織作

ある土曜の朝、アル中のバーテン・島村は、新宿の公園で一日の最初のウイスキーを口にしていた。その時、公園に爆音が響き渡り、爆弾テロ事件が発生。死傷者五十人以上。島村は現場から逃げ出すが、指紋の付いたウイスキー瓶を残してしまう。テロの犠牲者の中には、二十二年も音信不通の大学時代の友人が含まれていた。島村は容疑者として追われながらも、事件の真相に迫ろうとする――。小説史上に燦然と輝く、唯一の乱歩賞&直木賞ダブル受賞作!

驟雨 吉行淳之介

驟雨 1954年
吉行淳之介作

吉行淳之介氏のこの小説は、まだ高校生の頃読んだ記憶があります。
出たのが昭和29年。
映画では、『ゴジラ』の第1作が公開された年。
まだまだ敗戦の痛手を引きづっていた頃で、わからないなりに痛々しい思いが蘇ってきます。

原色の街・驟雨(新潮文庫)吉行淳之介作

舞台は新宿二丁目

見知らぬ女がやすやすと体を開く奇怪な街。空襲で両親を失いこの街に流れついた女学校出の娼婦あけみと汽船会社の社員元木との交わりをとおし、肉体という確かなものと精神という不確かなものとの相関をさぐった「原色の街」。
散文としての処女作「薔薇販売人」、芥川賞受賞の「驟雨」など全5編。性を通じて、人間の生を追究した吉行文学の出発点をつぶさにつたえる初期傑作集。

ワセダ三畳青春記 高野秀行

ワセダ三畳青春記 2003年
高野秀行作

上京して最初の住んだ下宿が、三畳一間で家賃8千円。
なんか吹っ切れていなかったなぁ。

ワセダ三畳青春記 (集英社文庫) 高野秀行作

三畳一間、家賃1万2千円。
ワセダのぼろアパート野々村荘に入居した私はケッタイ極まる住人たちと、アイドル性豊かな大家のおばちゃんに翻弄される。
一方、私も探検部の仲間と幻覚植物の人体実験をしたり、三味線屋台でひと儲けを企んだり。
金と欲のバブル時代も、不況と失望の90年代にも気づかず、能天気な日々を過ごしたバカ者たちのおかしくて、ちょっと切ない青春物語。



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