
定年退職後 最後の給料を受け取って考えたこと
37年間勤めた会社を辞めて、1ヵ月が経ちました。辞めてすぐ自営業とアルバイト始めています。アルバイトは、時間給ですから働いただけの収入にはなります。 但し、最大1週間20時間ですから、たかが知れています。今月の20日には、前の会社の最後の給料が振り込まれていました。これで、前の会社との縁が切れたという開放感とこれからの収入はどうなるのか、という不安が襲ってきました。
荒野をめざしていた青年は、いつしか中高年になり定年を迎えた。定年後も荒野をめざして歩き始めた男のアルバイトと起業の奮闘記
37年間勤めた会社を辞めて、1ヵ月が経ちました。辞めてすぐ自営業とアルバイト始めています。アルバイトは、時間給ですから働いただけの収入にはなります。 但し、最大1週間20時間ですから、たかが知れています。今月の20日には、前の会社の最後の給料が振り込まれていました。これで、前の会社との縁が切れたという開放感とこれからの収入はどうなるのか、という不安が襲ってきました。
ようやくアルバイトにも慣れてきました。 家具や日用雑貨の販売なので、いままで業務とはほとんど接点がありません。 ただ、職場の雰囲気や顔見知りも増えてきた感じで、働いていても肩身が狭い感じは無くなってきました。 一方、個人事業主の方は、目立った実績は上がってきていませんが、今月の残り10日間で基礎固めして行く予定です。
生まれた時代、 生きてきた時代は変えられませんね。 そしてその人の人生観、 生き方は、その人が生まれ、育った時代から かなりに影響をうけていると思います。 僕は、東京オリンピックを 2度体験できるもっとも若い世代です。 1964年(昭和39年)の 東京オリンピックの時は、 小学1年生でした。 毎日、授業が終わったら 小学校から走って帰宅して、 小さい白黒テレビを夢中になって観ていたものです。 その頃は、僕の住んでいた田舎の街には、 野良犬がうろつき、トイレは汲み取り、 人生50年と言われていた時代でした。
当たり前のことが出来なかったのは、現役時代。 背伸びして無理して、 マンションを2件も買い、3人の子どもは全員私立大学。 当然、収入が特別良かったわけではありません。 でも、破綻しないで定年を迎えて、 退職金をもらって、なんとか息をつくことが出来ました。 ただ、僕がやったのは、真面目に会社勤めをしたことだけ。
僕は、今年の8月からフリーランスとして自立して働くことにしています。 約37年4ヵ月のサラリーマン人生とお別れの時です。 だた、もしかしたら8月までに見込みの月収に届いていなければ、 アルバイトはするかもしれません。 でも、なぜ僕は定年後の起業を考えたかというと、 現役時代にからお小遣い程度の副業をやっていからです。
学校を出て新卒で入社し、30数年から40年、企業で雇われる側として働いてきた方にとっては、起業と聞いただけで、いやいや、私には無理です、という方が多いでしょう。 僕も起業というと、開業資金を用意して、安定した売り上げを続けるための顧客開拓ということを考えると、ハードルが高すぎて、とても無理だと思ってしまっていました。 しかし、最近言われる人生100年時代を考えた場合、定年起業が一番リスクが低く、現在一番選択の多い定年再雇用が、実は一番リスクが高いことがわかると思います。