楽しいからやる でいい

おじさんLCC
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こんにちは、
こめまるです。

今朝の毎日新聞の18面に精神科医香山リカさんのコラムが載っています。
今日のタイトルはこのブログと同じ、『「楽しいからやる」でいい』です。

つまり僕がこのタイトルを拝借したことになります。

記事の写真を巻末に載せておきますので良かったら読んでください。

「私、志が低いんです。自分が楽しいからやっているだけ」。
この言葉が定年後のおじさんには心地よく響きます。

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バイオリン なぜ始めたんですか?

僕は、昨年2021年8月からバイオリン教室に通っています。
つまり64歳になってバイオリンを始めたのです。

それを人に言うと、なんで始めたんですか?
とよく聞かれます。

聞かれて困ることはないし、聴き手の方も興味本位で聴いてくるので、大体次のように答えています。

・前からバイオリンを弾きたいと思っていた
・息子がバイオリンを持っていて、弾かないのでくれよと言ったらくれた
・たまたま参加したコミュニティーにバイオリンを弾くおじさんがいた

大体そんなところですね。

ただ、本心は違っていて、単にやってみたかったから、なんです。
つまり面白うそうだからやってみた、なのです。

で、やってみるとそれなりに面白い。
そしていままで約10ヶ月続けていますし、約1ヵ月半の4月30日には、教室の発表会にも参加しました。

今は、毎日練習を30分から1時間やっています。
ちょっと練習時間が好きないかな?1日=2時間はしたいなと思い、前日10万円でサイレントバイオリンも買ってしまいました。

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楽しいからやるが一番

僕のサラリーマン時代は、嫌ことやりたくないことが8割でした。
つまり会社や上司の指示でやりたくない仕事もせざるを得ませんでした。

また自分が直接悪くなくても人に頭を下げて謝罪するというケースも何度もありました。
雇われて働くサラリーマンだから仕方がないと思っても、心のなかでは吹っ切れないものがありました。

ただ、そんな生活を38年近く続けて来られたのも、残り2割に楽しいことや面白いことがあったからです。

多分に些細なことの中に悦びを見つけたりしていました。
そしてなんと言っても、家族を養うという大前提があったからです。

それは生物として子孫を残すというプログラミングに従っただけかもしれませんが。

しかし、子供たちも成人し、養育の責任もなくなり、会社も定年になればいろんなしなければいけないことから開放されてきました。

先日取り上げた人生相談でも「何を向って生きればいいか」わからなくなって悩んでいるとことを言い出す人もいます。

僕に言わせれば、やりたいこと、楽しそうなことをやればいいと思います。
誰でもちょっとくらい好きなことやりたいことあると思います。

つまり『隗より始めよ』なのです。

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まとめ

僕が定年後の生き方、働い方の参考にしている本が、『おじさんの定年前の準備、定年後のスタート』金澤美冬著があります。
この本の63ページに「プランド・ハップンスタンス」というキャリア理論が紹介されています。
金澤氏の意訳だと「自分が行動することで環境が変ったり何かが起こる可能性がある。だから、どんどん行動した方がよい」ということです。

つまり悩みがあったら頭を抱えて自室に籠ってしまうより、人に相談する、とりあえずアルバイトや野外活動をやってみる、ということです。

定年本というと、定年後の膨大な時間を有効に使わないともったいないから何かに打ち込んだ方がよいというもありますが、やらねばならないと思うとハードルが高くなる。
例えば、起業というと大変なように思われますが、最寄りの税務署に行って、個人事業主の申請をして登録をするだけです。
それで一応起業のスタートです。
僕も月に1万円前後しか稼げないのに個人事業主の申請をしました。3年間ずっと赤字ですが、言い換えれば節税にもなっています。

志は低く、楽しいことからという理由でやってみてはいかがでしょうか?

2022年6月14日、毎日新聞18pより



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