こんにちは、
こめまるです。
今月6日に僕が所属する合唱団の定期公演が行われました。
1990年創設。今回の公演で30回目となりました。
この公演で歌う曲に、モーツァルトのアヴェ・ヴェルム・コルプス(Ave verum corpus) K. 618という作品があります。
僅か45小節から成る小曲。混声四部合唱に弦とオルガンという最小限の編成による簡潔な曲(公演ではピアノ伴奏のみ)。
この作品は、1791年6月にバーデンで作られたもので、当地に保養中の妻コンスタンツェを何くれとなく世話をしてくれた友人に送ったもので、モーツァルトが35歳で亡くなる半年前の作品。
ある程度の技量があれば初見でも演奏できるお手軽な作品とも思えるが、これが歌えば歌うほどその深さとモーツァルトの天才ぶりを知る作品と感じます。
以前、ヴァイオリン教室の合奏会でモーツァルトのディヴェルティメントをやることになりました。
初心者の僕でも弾けそうだったけど、凡庸な僕にもなんでここでこの音符が来る?この転調のセンスはなんだ!と驚きの連続でした。
※オーストリア ザルツブルク
だからモーツァルトの魅力は知れば知るほど尽きることのがないのだと思います。
モーツァルトを知ったことで人生が数倍豊かになったと思うし、モーツァルトがこの世に生まれたこと自体奇蹟とも感じることがあります。
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