こんにちは。
こめまるです。
老後の三大不安は、「お金」「健康」「孤独」と良く言われます。
その中の孤独ですが、これは考えようによっては、むしろ楽しめることでもあります。
作家の五木寛之氏は「孤独のすすめ 人生後半の生き方」という本まで書かれています。
今日は、むしろ孤独の楽しみ方について考えてみます。
人生で大切なものは、人間関係会
社員時代は、社内では、上司、先輩、同僚、後輩、そして社外では取引先の人とのビジネスを通してのお付き合いがありました。
まだ家庭では妻や子供たち、そして家族を通じてのお付き合いもあります。
そこでの人間関係の良し悪しは、生きて行く上で大切なものでした。
というよりも人間関係こそ、人生の良し悪しを左右するものだと僕は思っています。
僕は一時期、人生では何をするかよりも誰と生きるかの方が大切だと思っていました。
良好な人間関係の中での仕事や生活は、活力を与えてくれます。
逆に、人間関係でトラブルがあると、生活にも張りを失い、やる気もなくなります。
僕は、学生時代にアルバイト先の人間関係でこじれたことがあり、人間関係の重要性を痛感しました。
定年後 孤独を愛する生き方が可能に
先に、老後の三大不安の中で「孤独」を挙げました。
ただ、僕は逆説的に定年後は、孤独を愛する生き方が可能になる時だとも思っています。
現役の会社員時代は、それこそ好きでもない人とビジネスの上でも付き合わなくてはなりませんでした。嫌な上司、うざい同僚、人の悪口しか言わない女性社員、雑な後輩など、文句のひとつも言いたくなるような人もいました。
でも、そこはうまく乗り切ってきたつもりです。
そして、定年後となれば、もう自分と気の合う人とだけ付き合えるチャンスです。
また、人間関係の幅も狭くなりますから、自分一人の時間が増え、孤独を愛する生き方も出来るようになります。
特に僕は、集団の中では自己主張の少ない、大人しい性格だったので、より一人の時間が増えることが嬉しい限りです。
定年後 孤独の中で広がる読書と音楽の時間
僕は、本を読むことと音楽、特にクラシック音楽を聴くことが大好きです。
これから一日中やっていても飽きません。
そして、そこから空想の世界を広げるのて行くのです。
だから、毎日CDを一枚ずつ聴いて、こんなブログも書き続けています。
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クラシック 名盤
僕にとっては、定年後の時間、孤独の中で広がる読書と音楽の時間が貴重なものになります。
今月末で37年間勤めた会社を退職します。アルバイトはしていきますが、拘束される時間は大幅に減ります。
まさに僕にとっては、定年後は孤独を愛する時間が増えることが楽しいです。
最後に
読書では、まず五木寛之全集から始めていく予定です。
五木氏は僕のとって人生の師です。
五木氏は、いまでは小説家というより、思想家という感じですが、
五木氏の小説には、氏の思想が通奏低音として流れています。
そしてクラシック音楽では、来年生誕250年を迎えるベートーヴェンの作品を作品番号に従って順に聴いて行こうと思っています。
この2つのイベントは、ブログにしたためて行こうと思っています。
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