定年後 風に吹かれて 期待しないで

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こんにちは、
こめまるです。

“How many roads must a man walk down
Before you call him a man.

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The answer,my friend,is blowin’in the wind.”

ボブ・ディランの2枚目のアルバム、フリー・ホイーリンに収録されている「風に吹かれて」の歌詞の一節です。

僕は、ボブ・ディランが好きで高校生の時からよく聴いていました。またギターで彼の曲を弾き語りした楽しんでものです。

“どんだけ、働きゃ一人前として認めてもらえるんだろう?
誰にもわかんねぇよ、風にでも尋ねてみな” 意訳こめまる

定年後もどうやって生きていくのか?それには正解がないと思います。

定年前 必死で生きてきたら

2017年10月に、つみたてNISAの口座を開設しました。
毎月3万円ずつ、年2回増額の月を作って、満額の40万円を最高20年間積み立てていこうと考えたのです。

途中で僕がくたばれば、妻や子供たちへということです。
もっとも昨年7月にサラリーマンを辞めてからは年2回の増額は止めました。
新型コロナ禍で株価が下がり一時期20%も評価額が下落しましたが、2ヵ月ほどで戻り、本日現在は元本の5%アップになっています。

僕は、働き盛りの40歳代、50歳代は全く貯金が出来ませんでした。
むしろ住宅ローンや子供たちの教育費で借金も嵩み、よく持ちこたえて来れた思います。

3人の子供たちは、みんな私立の大学に行きました。
また、40歳の時購入したマンションは、15年間ローンを払ったところでギブアップ。
なんとか売って、現在は古いアパート住まいです。

でも、妻も子供たちも特に不満も言わず、特に妻は3人目が2歳の時から働きだし、今では僕より稼いでいるようです。

妻の働きなしでは、やって来られなかった結婚生活でした。

期待しないが僕の人生訓

高校生の時、少林寺拳法の道場通いを始めて、一時はかなり夢中になって練習していました。一応、大学生の時に準拳士(初段)を取り黒帯を締めるようになりました。

しかし、少林寺拳法の修業は、黒帯になってから大事で、結局、就職してからは練習に行けなくなり、道場通いも止めてしまいました。

少林寺拳法の昇段試験の時、教義の試験もありますが、その教義の中で、「期待してはいけない」という意味の教えがありました。

前後の文脈は今では憶えていないのですが、

僕は、その

「事にあたるときは期待してはいけない」

という文章が、非常に衝撃的で、これは間違っていないのか、と何度も読み返しましたほどです。

結局、事に当たるときは期待してはいけないは、それから僕自身への戒めの言葉となったのです。

人生の大事なことは期待しなかった

60年以上、生きてきて、人生の大事な分岐点は、やはり就職と結婚だったと思います。

僕は、大学を1年浪人、1年留年しているので、ストレートの人に比べ2年遅れでした。
だから、大学5年生になった時は、親の手前、どこでもいいから就職しようと思いました。

結局、ここでいいや、と昨年退職した会社に就職しました。
気が付けば、退職まで37年4ヵ月間働きました。

そして、結婚。

こちらも遅く35歳の時でしたが、母親の「のんびりしていたらすぐ50歳になるよ」、というきつい一言で当時つき合っていた、今の妻と、こいつでいいや、と結婚しました。

でも、これが当たりで働き者の妻のおかげで、3人の子供に恵まれ、3匹の猫とも出会うことが出来ました。

結局、僕はなんとかなるさ、と思いながら風に吹かれるように生きてきたように思います。

まとめ

定年後、どんな風が吹くかわかりません。

長く勤めた会社も昨年7月に辞めて10ヵ月以上が経ちましたが、思った通りに行っていないのが正直なところです。

定年をテーマにして本や雑誌などでに、40歳代から定年後の準備をしておきましょう、という論調をよく見かけます。

本気で書いているのか?と思うことがあります。

40代では、そこまで考える余裕がないのが普通だと思います。

でも、55歳になったら、大手企業では役職定年もあるので、ここを転機に考えましょうという意見には賛成です。

僕もそうでしたから。でも思うように行かないのも人生です。あの世に行くまで、歩き続けていきたいと思います。



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