こんにちは、
こめまるです。
賢者は歴史に学び、愚者は経験からしか学ばない、という言葉を聞いたことがあります。
または、賢者は愚者からも学び、愚者は賢者からも学べない、という言い方もあります。
簡単に言うと、賢い人は幅広く情報や知識を求めるのに、愚かな人は、それが狭いということだと僕は思います。
今回の新型コロナウイルス禍で感じたを記したいと思います。
花見 インタビューで感じた恐怖
先週の日曜日、東京は桜の満開が報告されました。
実は、僕も毎年観に行く神田川の桜を観に行きました。
ただ、新型コロナウイルス禍にある東京は、当然注意をしなければならない場所ですが、自分では、『3つの密』を避けることを肝に銘じて行きました。
『3つの密』とは、
・換気の悪い密閉された場所
・人が密集する場所
・人との密接な会話
そこで僕は、朝早くから出て午後早めには帰宅するこ古銭とにしました。
実際、午前8時頃の東急東横線は空いていて、人との間隔を空けて座れました。
また渋谷から高田馬場まで山手線を使いましたが、こちらは座席に座ると人と接するので立って行きました。
やはり新型コロナウイルスの影響でしょうか、思っていたよりずっと人は少なかったようです。
高田馬場から神田川沿いを下流の早稲田に向かって歩きました。人はまばらでした。
その後、早稲田大学のキャンパスを歩いて、都立戸山公園を通って明治通り沿いにあるサイゼリアで昼食を取り、東京メトロ副都心線の東新宿駅より帰宅しました。
概ね閑散として中で花見が出来ました。
一方、同日上野恩賜公園でも花見客が多く来ていたそうです。
ただ宴会はしないようにと、映像を見るとロープが張ってありました。
しかし、中にはそのロープ内に入って宴会をしているグループもあったようです。
そんなグループの中の男性にTV取材がインタビューしたところ、
「毎朝の電車内と変わらないから、いいんじゃない?」という返答でした。
僕が感じたのは、こう思っている人は大勢いるな、今後東京は感染が一気に増えるかもしれないと危惧しました。
現実的に東京では、24日火曜日、25日水曜日と感染者数が増え、小池都知事の会見となり「感染爆発の重大局面」を危機感を伝えました。
太平洋戦以来の不自由さ
僕が所属する合唱団では、毎週日曜日に練習をしていますが、3月1日以降練習はありません。まだ、団としては4月5日以降の決定はされていませんが、難しい状況だと思います。
その合唱団は、100名以上在籍していますが、メンバーの平均年齢が高く、女性は幅広いですが、男性は60歳以上で僕が最年少の方です。
中には80歳を超えた人もいて、その方曰く、
「こんな不自由さを感じたのは小学生だった太平洋戦争以来ですよ」
というので驚いてしましました。
そして歴史をたどれば、100年前の1918年から20年に世界を恐怖に陥れたスペインかぜは、全世界で3,000万人が亡くなったとも統計の取り方では1億人も亡くなったという説もあるくらいです。
日本でも当時の人口5,500万人の内、39万人が亡くなっています。
わずか100年前にこんな恐怖があったのです。
100年前の事実は、私が報道番組で観ている限り取り上げられていないようですが、先日ようやく映画監督の河瀨直美氏が、スペインかぜを思い出してほしいと語っていました。
最後に
今回の新型コロナウイルス禍について、安倍首相は、しっかりこの事実を後世に残すために記録すること指示したと国会で語っていました。
森友問題、桜を見る会問題など文書をいい加減に扱っている政権としては、珍しいですが、詳細に記録して欲しいと思います。
歴史は繰り返します。そこから学んでいきたいです。
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