阪神淡路大震災 数ヵ月後、ドイツの若者に感動したこと

一昨日の1月17日、阪神淡路大震災から、24年目が経って

と聞いて、もうそんなに経ったんだと正直驚きました。

1995年は、阪神淡路大震災のあと、

オウム真理教による地下鉄サリン事件もあり、

不吉な年ということで、よく僕はよく憶えています。

僕は、結婚2年目で、37歳、

妻と一歳の長男、お腹には二人目の子どもがいました。




阪神淡路大震災 大阪事務所に電話しても誰も出ない

1995年1月17日、

関西、特に神戸中心に大きな地震があったらしいというのは、

朝のテレビのニュースで知りました。

しかし、ニュースではなかなか詳しいことが分かりません。

直観的に、これはもしかしたらとんでもない災害ではないかと感じました。

同じようなことは、東日本大震災の時の感じました。

そうなんです。

現地の被害が大きすぎると

情報を発信できる体制が取れないので、

なかなか情報が集まらないのです。

会社に出勤してから、大阪事務所に電話を入れました。

会社の始業は、午前9時30分です。

誰も出ません。

10分経ったか、20分経ったか、

もしかして30分ほど経っていたかもしれません。

ようやく一人の男性社員が、電話に出ました。

会社は、難波の高層ビルの割と高層階にあり、

電話に出た社員は、奈良から近鉄で通っていました。

彼曰く、

「神戸方面から、煙が上がっている」

神戸方面から通っている社員もいますが、

幸いにも直接被災した社員はいませんでした。



阪神淡路大震災から2ヵ月後のドイツにて

当時の僕は、海外からダイヤモンドを輸入する部署にいて、

2ヵ月に1回ペースで、海外に行っていました。

95年当時は、取引先の関係で、

ドイツのフランクフルトに何度か行っていました。

大震災から2ヵ月ほど経った3月中旬、

僕は、フランクフルトの郊外にある

バートホンブルクのホテルに滞在していました。

フランクフルトから車で1時間弱の閑静な保養地で、

まるでおとぎの国に来たかのようなチャーミングな街並みの街でした。

取引先の事務所は、フランクフルト市内にあるのですが、

そこのオーナー氏が、バートホンブルクに住んでいて、

毎朝、一緒に車で通勤するため

自分の住まいの近くに僕の宿泊先を取ってくれていたのです。

僕は、翌日から仕事という

前日にバートホンブルクに到着し、

時間もあるのでビアホールでビールでも飲もうと外出しました。

何と言っても、日本からドイツに移動する日は、時差の関係で

1日が32時間もあるので、日本ではもう寝る時間なのに、

ドイツではまだ夕方なのです。

事件は、そのビアホールで起こりました。



阪神淡路大震災 ドイツので屈強な若者たちに囲まれて

僕は、明日からのビジネスの計画をぼんやり考えながら、

ビールで飲んていました。

つまみはなんだったか憶えていません。

多分、オリーブ程度の軽いものだったと思います。

僕は、カウンターに座って、ドイツビールを飲みながら、

ぼんやり考え事をしていました。

そうしたら、近くで飲んでいたドイツ人の若者たち、

多分、20代後半。いや、ドイツ人は大人に見えるから、

もう少し若かったのかもしれません。

人数は、三人だったと記憶します。

なんせドイツ人の若者ですから、

身長も180cm以上はありそうだし、

胸板も厚く、喧嘩なんか絶対したくないな、

という屈強な男たちが僕の席にやって来たのです。

ん?なんだろう。

その中の一人が、僕の顔を覗きこむように話しかけてきました。

「大丈夫だった?」

ぼく「何が?」

若者「日本で起きた大きな地震さ、君や君の家族は大丈夫だった?」

若者たちは、なんと僕を日本人だと思い、

2ヵ月前に起きた、阪神淡路大震災で被災しなかったと

心配して声を掛けてきたのです。

僕は、早速、持っていた紙に、簡単な日本地図を書いて、

地震が起きた場所と、自分が住んでいる場所を示して、

ぼく自身は被災しなかったけど、

多くの人が被災して大変なんだ、と伝えました。

若者たちは、

「日本で大きな被害の地震があったと聞いた。君が日本人だと思って声を掛けた。君や君の家族が大丈夫で安心したよ。」といって、

ニコッと笑ってまた自分たちの席に戻って飲みながら雑談を始めました。

最後に。。。

僕は、仕事でですが、現役時代にいくつかの国を訪問しました。

ビジネスのために行くので、一般の人たちとの触れ合いは少ないですが、

僅かな時間の触れ合いでも、その国の人たちの人情を感じました。

僕が、その人情の暖かさを感じたのは、

ロシアのモスクワとドイツのいくつかの街でした。

特にドイツとドイツ人には、親しみを感じました。

お金を貯めてぜひ妻と一緒にドイツを旅行したいと思っています。



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