こんにちは、
こめまるです。
今年2021年4月の改正法が施行された高齢者雇用安定法では、70歳という年齢がひとつのポイントになっています。
企業はいままでの希望する従業員の65歳までの雇用義務から70歳までの努力義務に引き上げられたのです。
ただ、微妙なのが同じ職場ではなく提携先なども含め働ける環境を提供するというものです。
たから、雇われる側としては単純に70歳まで働けると考えるのは間違い。
いや働けることは働けるけど、当然自分の重い通りにはほど遠いものだと再雇用経験者の筆者は思います。
自分のスキルを知る
ダイヤモンド・オンラインに次のような記事が載っていました。
↓
「70歳定年」に向けて、中高年が今やるべきこととは
それによると自分の価値を知りたい人は、自分のスキルを知る方法としてスキルシェアの副業をすればよい、と書いています。
現在、副業を解禁する企業が増えていますが、個人事業主となって他の企業の業務の一部を請け負うということです。
へえ、これって面白い考えだな、と思いました。
現在、A社の社員として働いていて、自分の持っているスキルをB社、C社と業務提携してその中でスキルを発揮するというものです。
自分のスキルを発揮できる場はあった
僕はサラリーマン時代は、宝飾専門商社に新卒から定年までいました。
僕がそれなりに身に着けたスキルというとダイヤモンドの買付と宝飾展示会の企画運営です。
ダイヤモンドの海外買い付けは、30代から40代半ばまで行っていました。
多分、10数年間で60回以上ベルギー、ロシア、イスラエルなどに行きましたが、当然所属している会社のための買付であり仕入れでした。
もし、当時副業が問題なければ、買付のノウハウのないB社、C社と業務提携すれば、その買い付け期間を数日延ばしてB社、C社のお金で買付をすることは可能だったわけです。
実際、独立して個人で買付代行をする人もいました。
ただ、この業種はなかなか難しい問題があり、現在は衰退しています。
次は、僕は退職までの約10年間担当していた宝飾展示会の企画運営です。
宝飾品は、一般の売り場ではなかなか売れないものです。
そこで顧客に対して展示会と言う仕掛けをしてそこに来てもらい、購入して頂くという販売方法が主流でした。
しかし、顧客に来場してもらうには、お楽しみ企画がないと来てくれません。
そこで美味しいレストランでのランチを提供したり、マジシャン、芸能人を呼んだりをしました。
僕は、そんな企画から当日の運営、後日の支払いの精算まで担当していたのです。
自分で案内状までデザイン、製作までしていた時代もありました。
展示会をしたくてもノウハウも少ない、人材もいないという会社もありましたので、そんなところと提携してコンサルタントなどすれば良かったかな、と今更ながら思っています。
まとめ
自分のスキルって、勤めている会社内だけにしか通用しないのか、それとも他の会社でも通用するのかわからないことが多いです。
特に転職の経験がない僕には、現役のサラリーマン時代は、会社でのスキルを他社で試してみたいという考えはありませんでした。
でも、いまサラリーマンを離れてみると挑戦してみても良かったかなとは思います。
当時在籍して会社は、副業は禁止と社員規則に明記してあったので、無理だったと思います。
もし、現在もし30代から40代で、副業容認の企業に勤めているなら業務提携出来ないか、他社にアプローチするかもしれませんね。
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