こんにちは、
こめまるです。
大杉潤さんの著書は、『定年後不安』を読んだことがあります。
書いてあることに対して概ね共感を感じたものです。
ただ、なんか反発を感じる部分もありました。
いかにもエリート臭をなんとなく感じたものです。
ただそれは受け手の問題もあり、論じていることは僕の考えと方向的には同じです。
大体、本と言うのは、書いてあることをまるまる受け入れるというよりも、その方向性や一部分でも共感を得れば良いので、そういう見方もあるんだな、程度に思えばよいでしょう。
起業というと引く人の特徴
例えば、Amazonのレビューのトップで出ていたのが次のものです。
ズバリ、
★☆☆☆☆参考にならなかった
私立文系最難関を卒業し、超一流銀行に就職した、いわゆるエリートが書いた本。一般庶民にはほぼ役に立たない内容。スムーズに起業に移行し、順調に発展、なんて普通はなかなかできない。起業の内容もエリート然としたもの。つまりエリートコースで得た知識と、エリート同士のネットワークの賜物。
庶民には縁遠い絵空事にしか感じられなかった。ほとんど参考にできないと思う。
「一生仕事をしていくことが正解なんだ」と断言する下りにも閉口した。趣味がないだけなんじゃないの?と勘ぐりたくもなる。
久々に買って損した本である。
このレビューを読んで、うん?と感じました。
この本で記している、定年ひとり起業とは、
・従業員を雇わず、自宅をオフィスにして、
人件費も、家賃もかけずにローリスクで立ち上げる
・自分の楽しいこと、得意なことを考え、
ストレスなく働き、健康、幸福を手に入れる
・さらに妻と一緒に立ち上げ「合同会社」を作ることで、
会社として安定して仕事を受けることもできる。上記の方法で月収5万円稼げば、老後資金2000万円問題に代表される、
お金の問題は解消します。
というものです。
上記のレビューを書いた人、またはそれに共感した人は、起業とは大変なこと、誰にでも出来ることではない、と感じておられるのではないでしょうか?
ちなみに僕は、アフィリエイターとして個人事業主として起業しましたが、何か特別なことは何もしていません。
サラリーマン時代に副業として始めたアフィリエイトを定年後、最寄りの税務署に行って、個人事業主の登録をしただけです。
確定申告も2回しましたが、エクセルで収支内容をまとめ印刷して報告しただけで、大したことはしていません。
仕事は自宅の自分の部屋、資料として購入したCDや本は経費として申告しています。
これは大杉氏の本で知ったことで活用しています。
そしてハッキリ言って、再雇用で働くより100倍気楽に自分のペースで出来ます。
起業というとつい構える方は、まずは副業、いや趣味でもいいので始めてみたらいかがでしょうか?
定年後の不安であるお金の問題に、定年後にひとりで起業した著者が答えます。
年金+アルファの収入を得るには楽しいことで、稼いでいくことが一番。
そして、年金という収入が保証されている60代こそ
リスクのない「ひとり」起業を行い、イキイキと働くことが出来る。
まとめ
起業と言うと、つい店舗を構えたり、オフィスを構えたりして初期投資が掛かるのではないか?
そもそも自分なんかには出来ることはない、と考えがちです。
月5万円を稼ぐとは、アルバイトなら時給1000円で、ひと月50時間働くことです。
ひと月50時間ということは、サラリーマンなら1週間ちょっと働く程度です。
個人事業主になっても仕事がないなら、アルバイトでもすればいいのです。
週20時間程度のアルバイトなら、いろいろありますよ。
サラリーマンを辞めるとこんなに自由なのかと僕は日々思いながら記事を書いています。
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