定年後 今を大切に生きる

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こんにちは、
こめまるです。

ある法律事務所のラジオCMに「明日こそ明るい未来」的なものがあります。
インタビュー的に、
「明日こそ、美味しいものを食べたい」
「明日こそ孫の顔が見たい」
というコメントが流れます。

僕は、このCMを聴く度に何か違和感を持ってしまいます。
だって、明日は永遠に来ないのだから。

漠然とした明日、未来という言葉には何か詭弁的な感じを受けてしまいます。

今日は、僕が日々思っている心構えについて書きたいと思います。

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定年後 明日はない

 

僕のサラリーマン時代は、37年間一つの会社で過ごしました。
24歳で新卒で入社し、60歳で定年を迎え、1年10ヵ月の再雇用期間を経て退職しました。

大変お世話になったと感謝しています。ただ、雇われていた立場ですから、それなりに不満はありました。

数年前にお亡くなりになった先代の社長は、男気のある方で、本当にお世話になったのですが、考え方が古く、有給休暇は「悪だ」という考えで、新入社員時代にその思想が叩き込まれ、結局現役時代には、有給は1日も取りませんでした。
もっとも再雇用時には、全て消化しましたが。

その先代社長が、よく口にしていたのが、「幸せな未来をみんなで築こう」でした。
なんか、これって言葉としては、なんとなくカッコいいですが、幸せってなに?未来っていつ?と突っ込みたくなります。

当時20代、30代だった僕は、あまり漠然としていてピンと来ませんでした。
一方、先代はこんなスローガンも掲げました。
「3年以内に売上50億作ってハワイに行こう!」
こちらの方が、具体的だったので、俄然やる気になり、達成することが出来ました。

そして定年後に戻りますが、定年後に「明日」「未来」「いつか」「今度」「そのうち」は来ないと思った方がいいです。

定年後には明日はないのです。

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定年後 今を生きるしかない

僕は、限られた収入の中でやりくりしながら、出来ることはやり、欲しいものはすぐ手に入れるようにしています。
欲しいCDや本があればすぐネットで注文。
行きたいところがあればすぐ行く(現在は新型コロナ禍で自粛)しています。

「そのうち」「いつか」はないようにしています。


提供先:dae jeung kimによるPixabayからの画像

先日、Amazonで高額な本を買いました。12,500円(税込)でした。こんな高い本を買ったのは初めてです。
元々定価自体も高く8,580円(税込)ですが、それよりも1.5倍近く高い値が付いていました。
この本は、1999年に出版されましたが、元々部数も少なく、既に何年も前に廃盤になっていました。だから、古本で買うしかないのですが、これがなかなか出てこないのです。

だから、僕はしばしばAmazonはじめ中古本サイトをチェックしていました。
大体常に2万円以上値を付けていました。僕は、定価の1.5倍まで出すと決めて、出たら即買いと決めていました。
そして数日前、ようやくAmazonで上記の値段で出ていたものを買ったのです。

その本は、『ベートーヴェン事典』。ベートーヴェンの全作品を解説した初めての事典です。横浜市都筑図書館に行けば、貸出不可で閲覧することは可能です。
でもその手間を考えると手元に置ておきたいのです。

この本と、ナクソスから出ているベートーヴェンの全作品を録音したCDボックスがあれば、今後、ベートーヴェンの味わいつくせます。もちろんベートーヴェンの作品全集も1年ほど前に購入済みです。
ただナクソスの作品全集も現在中古でのご案内になります。

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最後に

 

昨年春に新型コロナ禍での緊急事態宣言で、一人当たり10万円の特別給付金が支給されました。我が家は5人家族なので50万円支給され、それぞれ家族に分けました。みんな何に使ったかは不明です。しかし僕は、家賃の足しにしました。

この支給が決まった時、TVで確かご年配(どう見ても70歳以上)のご婦人たちにインタビューしている番組をみました。そうすると貯金、と答えた人がなんと多いことか。
せっかくなので自分の楽しみに使ってくださいよ、と僕は心の中でつぶやいたものです。
だって、明日が来るかどうかわからないのに。
定年後そして老後は、今を大切に生きることがいいと僕は思います。



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