定年再雇用のジレンマ

シニアライフ
[広告] 当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。

こんにちは、
こめまるです。

定年後、いままで働いてきた会社と再雇用契約して、2年弱働きました。

2年目の契約更新の時は、約3ヵ月前の7月には相当悩みましたが、結局更新することにしました。

その時は、週4日勤務にしてほしいと申し出ていたのですが、結局聞き入れられず、フルタイムで働くことにしました。

契約を更新した理由は、やはり経済的な理由です。

雇われない生活で自由を取るか、それとも雇われる生活を続けるのか!

その時は一晩ほとんど寝ないで、結局、もう一年務めることにしました。

スポンサーリンク

サラリーマンなんて気楽な稼業、ではない

サラリーマンを何年も何十年も続けている人は、
けっしてサラリーマン生活は気楽なものだとは思わないでしょう。

時には自分を殺して会社のため、家族のために働かなければなりません。

何度も悔しい思いをしたかもしれません。
何度も屈辱を舐めたかもしれません。

理不尽な指示を受けたり、業務をしなkればならないこともあったと思います。

中には、ストレスで体や心を病んだ人もいるでしょう。

でも、風に負けても、雨に濡れても、30数年頑張って定年になった人は、
僕はそれだけで、立派な偉業だと思います。

自分を含めて、心より拍手を送りたいと思います。

スポンサーリンク

再雇用は延長戦

定年後も働かなければならない理由は、一番は経済的な理由だと思います。

僕もそうですが、現役時代には、住宅ローン、子供の教育費などで、十分は貯金は出来ませんでした。

僕の場合は、3人の子供が全員私立大学にいったので、大変でした。
働き者の配偶者がいたので、なんとかやって来られたと思います。

さて、そんなことで、定年になって退職金をもらっても、それまでの不足分にあてがったりして、結局貯金できたのは半分くらいでした。

でもそれは老後のためにとっておかないといけないので、
定年になっても働かなければいけない。

特に現代では、悠々自適な定年後というのは、死後になりつつあります。いや、もうなっています。

だから、とりあえず、現状働いている会社で、約8割の人が再雇用を選ぶのです。

つまり、定年でお金の決着が着かないから、期限限定の延長戦に入ったようなものです。

スポンサーリンク

延長戦には自由はなく、ジレンマと不満の日々

ところが、いざ再雇用の現実に入ってみると一番のジレンマは、権限と責任の問題です。

つまり再雇用になれば、役職もなくなり、有期の契約社員です。

つまり権限も責任もないのです。

ところがこれが結構あいまいなんですね。

どちらかという権限はないのに、責任を求められるという感じです。

なんか、日本社会の縮図を見るようで、権限のある人は責任取らず、
権限のない者に責任を押し付ける、て感じです。

だから定年退職したの直後の2017年10月1日は、変な感じでした。
昨日までは役職者で、その日からは契約社員です。

しばらくは、役職名で呼ばれ、いちいちそれを訂正する日々でした。

再雇用の1年目は、減速の1年でした。

また、僕が再雇用になって上司としてきた人物が、12歳年下ですが、
以前の会社で労働組合にいた人で、雇われる側の権利を尊重する人でした。

その点は、働きやすかったと感謝しています。

最後に

僕は、定年後の再雇用を2年目も更新したことを正しい選択だったのかどうか、多少後悔しています。

ラテン語のことわざに

「どんなに黄金を積まれても決して自由を売り渡してはならない」というものがあるそうです。

そのことわざで行くと、黄金とは程遠い、僅かな生活費と引き換えに僕は、自由になれることを売り渡しことになります。

そして、1年10ヵ月の再雇用を経て、個人事業主になりましたが、食えないのでアルバイトもしています。まだまだ助走中です。



スポンサーリンク

コメント

タイトルとURLをコピーしました