こんにちは。
こめまるです。
先日の記事で、定年後の生き方、働き方は、歴史上で80歳、90歳まで働いた方々から学べば良いのではないか、と書きました。
しかし、その記事を書いてから、間違いではないかと思うようになりました。
なぜか?
それはいままでそういう人たちは特殊な人だったからです。
音楽家とか画家とかいう芸術家だったり、経営者だったりという人たちでした。
普通の会社員だった人は、歴史に残らないし、そうなると自分で取材して聴いていくしかないのかなと思います。
そうなるとなかなか時間的に難しいように思います。
もう一つの方法としては、自分で実践するのです。
現在62歳の僕があと20年、30年と生きてその記録を残していくのです。
それはそれで面白いです。
でもリアルに時間が過ぎていくわけで、あまり参考になりません。
いや僕の死後、もしかしてひとつの記録になるかもしれません。
いやなってくれると有難いです。
人生100年時代 60歳70歳は老人ではない
いま、五木寛之著『白秋期』を読んでいます。
五木氏によると古来中国では、人生を季節に例えていました。
青春、朱夏、白秋、玄冬
年代で言うと青春が25歳まで。
朱夏が25歳から50歳、
白秋が50歳から75歳、
玄冬が75歳以降。
そして白秋が人生でもっとも実りのある収穫期と五木氏は位置づけています。
白秋期になれば、家族や会社からの束縛からもある程度解放され、自分の思いに任せて行動することができます。
つまり自由が獲得できるのです。
僕は幸いにも、三人の子供たちは全員成人し、子育ても終わり、長年勤めた会社も退職してアルバイト生活です。
収入はさすがに落ちましたが、毎日好きなブログを書く時間が増えました。
最後に
せっかく、白秋期を味わえるチャンスがやってきました。
僕と同い年の人でも健康がすぐれない方、闘病生活を余儀なくされているから、高齢の両親の介護に明け暮れている方、子供がまた学生でお金が掛かるという人もいると思います。
そんな方々からみれば自分は恵まれています。
これから10年、20年と続く、もしかして30年も続く地図のない旅を続けて行く覚悟です。
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