サザエさん一家 磯野家の怪 波平さんが僕だったら

シニアライフ
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こんにちは。
こめまるです。

国民的マンガとして長らく愛されている「サザエさん」。
僕は、この漫画を最初から読んでみようと思い、蔵書している近所の地区センターに通おうと思っていた矢先、リニューアルとなり来年2月までお預けとなりました。

さて、サザエさんは漫画家長谷川町子さんが、1946年(昭和21年)に福岡の地方紙「夕刊フクニチ」で連載を始めた4コマ漫画です。

その後、長谷川さんの東京への引越しで、最終的には「朝日新聞」の朝刊に連載され、1974年(昭和49年)まで連載されました。

この時、3年間の休載ということでしたが休止しましたが、その後再開されることはありませんでした。

テレビアニメとしては1969年10月5日にフジテレビ系列が第1作を放映してから、現在まで50年間続いている超長寿番組です。

サラリーマン時代は、日曜日の夕方に放送されていることから、翌月曜日の出勤を想ってブルーになっていたものです。

さて、今回、サザエさんの実家、磯野家の設定が、現代ではありえない、いやこんな家族構成はあるだろうが、そうならば波平さん、フネさんがいやにのんびりしすぎ、ということでもし磯野家が現代のあって、僕が波平さんだったらどうなのかを考えてみました。

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サザエさん一家 磯野家が現代にあったら

磯野家は、最初に設定された家族構成、年齢がずっと続くスタイルです。

年齢で言うと、波平さん54歳、フネさん52歳、サザエさん24歳、カツオ11歳(小学5年生)、ワカメ9歳(小学3年生)、マスオさん28歳、タラちゃん2歳。

兄弟としてサザエさんとカツオは13歳、ワカメとは15歳も違いますが、そんな兄弟ならそれなりにいると思います。
しかも、末っ子のワカメをフネさんが出産したのは、43歳となり、これはちょっと驚きです。

ただ、これは現代でもありえることで、珍しいかもしれませんが、おかしくはありません。

僕が一番不思議なのは、波平さんが、当時の定年55歳目前の54歳という設定のことです。
54歳にしちゃ、いやに老けて見えるのと変にのんびりしています。
勤務先がよく分かりませんが、連載当初は局長という役職でしたが、その後平社員になっています。

局長だけでは郵便局なのか、それともどこかの企業の〇〇局の長なのかよくわかりません。
ただ、局長→平社員ということは、既に役職定年を終わっているということです。

アニメでは職業はサラリーマン(事務職)で、会社は銀座の晴海通り沿いにあるという設定。山川商事の課長。もう一説では海野商事(慰安旅行の旅館のプレートより)。

なんにせよ、やり手のビジネスマンというイメージからは遠い存在です。

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サザエさん一家 磯野家の怪 波平さんに見る危機感の無さ

僕が54歳の時、長男が19歳で大学生、長女が17歳で高校生、次女が15歳で中学生という状況で、もう必死に働いていました。特に中小企業に勤めている関係で、残業、休出はありありで毎日ハードな勤務を強いられていました。

しかし、波平さんにはそんな素振りが見られません。小学生二人なら、そんなにお金が必要ではありませんが、もしこの二人が大学まで行くとなるとワカメちゃんが大学卒業までストレートで行ったとしても、あと13年後なのです。

ところが僕が漫画を見ている限り、波平さんはのんびりしていて、定年後に働くという素振りも感じられません。

それとも当時の年金または恩給が良かったのでしょうか?
連載が始まった昭和21年は、敗戦の翌年、最初の連載を見るとまだ戦争の影響が色濃く出てきます。

それとも退職金が良かったのでしょうか?
それともカツオもワカメも大学なんか行く気もなく、義務教育を終えたら働こうと考えていたのでしょうか?

昭和20年代なら、むしろ大学まで行くというよりも中学または行ってもせいぜい高校までと考えた方が良さそうです。

サザエさん一家 磯野家の怪 波平さんの余命はあと10年

ワカメちゃんが高校卒業まであと9年。

ということは、波平さんは、63歳で、昭和22年当時の40歳の平均余命は約26年ですから、平均定命から行くと波平さんはワカメちゃんの高校卒業と就職を見届けてから逝くという感じになります。

そこで結論ですが、波平さんがあんなにのんびりして見えるのは、そこまで計算していたのではないかと考えます。

つまり住まいは持ち家でローンもなく、自分はあと1年で定年退職だが、年金と退職金で、カツオとワカメが公立高校を出るまではなんとかなる。

二人の子供、つまり波平さんにとって孫を見るまでは難しいが、就職するところまでは見届けることは出来る。

それなら余生をのんびり過ごそうと考えていたのかもしれませんね。

最後に

自分が波平さんになったつもりで考えてみました。

厚生労働省の資料では、平成20年で既に65歳男性の平均余命は、18.6年あります。
つまり現在61歳の僕は、少なくても20年以上はい来る可能性が高いです。

54歳であと10年頑張ればと思うのと、61歳であと20年と思うのとでは明らかに違います。
僕は、日本人がここ50年から60年の間に長生きすることに進化したとは思っていません。

人間の体は、そんな短期間で変わらないと思っています。
変わったのは環境と考え方です。

波平さんも現代のサラリーマンだったら、役職者としてバリバリ働いて、定年後の身の振り方も真剣に考えていたでしょうね。



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