定年後に地域の集まりやマンションの理事会、
老人会の集まりなどで一番嫌われるのが、
現役時代の役職者だったままを振りかざす人だそうです。
つまり、部長なり役員だった人は、現役時代
部下に指示をしたり、組織を効率よく動かすのが仕事だったので、
ついつい仕事を離れた場所でも仕切りたがるようです。
でも、定年後、地域の集まりのみならず、
再雇用で同じ職場で働くにしても、
転職して働く場合も一番大切なことがあります。
僕は、14ヵ月間再雇用契約で働いてきて、
そのことをとても強く感じました
定年後 60歳以降も働く人で嫌われるタイプ
再雇用や転職先で嫌われる人は、
人の話を聞かない人です。
自分の経歴をひけらかし、主張する人は嫌われます。
それまでの現役時代、ビジネス社会で長く生きてきた人は、
「自分を主張する」「自分で物事決める」「組織を効率よく動かす」を常に考えて
特に課長以上の役職についてきた人は、ビジネスマン生活を送ってきたと思います。
でもそのスタイルを定年後の再雇用になっても続けては周囲から嫌われます。
定年後 60歳以降も働く人に求められるもの
再雇用で働く人にも、60歳を過ぎて転職してきた人にも、
仕事の能力や技術は誰も期待しません。
期待されることは、経験や人脈を後継者に引き継ぐことです。
それには、一番大切なことはコミュニケーション能力です。
その中で特に大事なのは、人の話を聞くことです。
後輩たちや自分より若い人の相談に乗って、話をよく聞くことです。
それに対して、自分の経験などからアドバイスをすれば、
周りからの信頼されるようになります。
誰も60歳過ぎの再雇用契約者や転職者に
引っ張ってもらおうなんて思いません。
困った時にその長年培ってきた経験からの
アドバイスや仕事に関する悩みを聴いてほしいのです。
定年後 再雇用した場合も転職した場合も一番大事なこと
定年後、再雇用で働く場合も、
転職して働く場合も一番大事なことは人柄です。
そして若手の相談に乗ったり、時には愚痴を聞いたりと、
話を聞くことが大切です。
それに対して、長年の経験から適切なアドバイスが出来れば、
あなたは、きっと周囲から信頼される人になります。
さいごに
定年後の再雇用で働く場合は、
何かと気を使います。
これは、雇う側も多少気を遣うかもしれませんが、
雇われる側は現場で周囲の人たちの日々一緒に
仕事するわけですからもっと切実です。
結論は、僕ら雇われる側は、
現役時代と同じテンションではだめです。
いままで主役なら脇役に、
そして裏方に回らなければなりません。
しかし、脇役だから裏方だからと言って、
手を抜くわけにはいきません。
何かとサラリーマンをしていると、不満が絶えません。
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