希望する社員には、
雇用する義務があるとして
高齢者雇用安定法が改訂になったのが、2013年のこと。
それから5年が経ちましたが、
雇う側と雇われる側の思惑は、
マッチングしているとが言い難いのが現状です。
僕も約14ヵ月経験したのでよくわかります。
今日は中小企業の社員なら再雇用はおすすめと題して、
僕の経験から踏まえてお伝えしたいと思います。
定年後の再雇用 中小企業ならではのメリット
中小企業において、
定年後の再雇用で、一番のメリットは、
自分が必要とされている、ということです。
中小企業は、大企業と違って、
採用に関してはなかなか厳しい状況にあります。
会社の将来を考えれば、若い人を採用したいのですが、
なかなか来てくれません。
そうなるとベテランの社員には、定年後も働いてもらいたいものです。
だから、前述の高齢者雇用安定法が改正される前から、
継続して働くというケースも普通のあったのです。
つまり中小企業では、定年後も自分の居場所があり、
給料も大企業に比べれば、下げられる率も少ないのでおすすめです。
定年後の再雇用 中小企業ならではのデメリット
定年後の再雇用で中小企業のデメリットは、
定年前と全く同じ部署で、同じ仕事をしているのに、給料が下がることです。
僕の場合は、部署も席も業務内容も同じなのに2/3になったので、
僕の方から、給料にあった仕事量に減らしました。
つまり後述しますが、自分で考えてやらない仕事を決めたのです。
定年後の再雇用 結局自分の仕事への姿勢を周りが見ている
定年後の再雇用について
僕は大事なことが、2つあると思います。
一つ目は限られた時間、与えられた仕事は一生懸命するということ。
二つ目は、やらないことを決めること。
一つ目はわかりやすいですが、二つ目の真意は次のように考えます。
定年後の再雇用では、多くの方は、給料も下がりますが、就業時間も制限されます。
中には週3日で良いという契約の人もいます。
これは会社が厚生年金に加入しなくて済むからです。
また僕のようにフルタイムで働く契約でも、
残業はしない、休日出勤はしないという契約です。
これはいまでは反省していますが、現役時代はこなす業務も多く、
そんな時は、残業したり、時には休日出勤して処理しようと考え、
実際やっていました。
でも、再雇用後も同じ業務内容の僕は、そのままのやり方では、
とてもではありませんが、業務をこなせません。
それでやらないことを決めたのです。
もちろん、自分で勝手には出来ませんので上司と相談しながらです。
最後に
現役時代は、自分の業務範囲の拡大していきました。
でも定年後の再雇用では、限られた時間の中で出来ることを
しっかりやるのがポイントだと思います。
そうすれば、採用の厳しい中小企業の中では、重宝され、
65歳まで以降も働けると思います。
実際、僕の所属する会社でもあることに特化していれば、
65歳以降も働入る人がいます。
自分が、再雇用で70歳まで働きたいと思っているなら、
中小企業なら大いにチャンスはあるし、自分の居場所もしっかりあると思います。
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