おはようございます、こめまるです。
度重なる台風の来襲もひと段落のようですが、
その後の残暑もなかなか厳しいものがあります。
特に、今日明日の8月最後の週末は、僕が住む横浜でも
34℃くらいまで上がりそうです。
まだ台風の影響なのか、時折強く吹く風には、秋の気配も感じますが、
油断禁物で、熱中症には注意しましょう。
さて、前日に続いて、年金に関する記事を書きます。
今日は、50歳未満の方でも自分の年休支給額がわかる計算方法をご案内します。
参考文献:「定年後のおカネ大全」週刊東洋経済 2018.7.7号より
定年後 受給額がわからない50歳未満
定年後、現時点では65歳からもらえるだろう年金に関して、
50歳未満の方は、毎年、誕生月に届く「ねんきん定期便」では、
わかりません。
だから、いったい自分はいくらもらえるのか知りたい!
というのは、切実な問題だろうと思います。
50歳未満の方に届く「ねんきん定期便」に記載されているのが、
「これまでの加入金額に応じた年金額(今まで払った保険料の実績のみを反映した見込額)。
以下の表の場合、老齢基礎年金と老齢厚生年金の合計額が、保険料の支払いをやめてももらえる額です。
ただ、今後も働き続けたらどれだけもらえるかの記載はありません。
定年後 年金受給額がわかり計算方法
ここで、仮に上の表を49歳のAさんとします。
そして、Aさんのねんきん定期便には、次の金額が記載されていたとします。
老齢基礎年金が、389,700円
老齢厚生年金が、506,700円
つまりAさんが、いま仕事を辞めても、年金は、年間896,400円がもらえるわけです。
でも、Aさんは60歳の定年まで今の会社で働こうと考えています。
そうした場合、次の計算式でAさんが、60歳の定年まで働いた場合の年金の年間受給がが試算できます。
①厚生年金で増える額(万円)=平均年収(単位:百万円)×今から退職までの年数×5500
②国民年金で増える額(万円)=今後の加入年数×2万円
①と②にAさんの数字を入れて、合計を896,400円に足せば、Aさんの年間受給額が割り出せます。
年金受給が公式で試算していると
それでは、Aさんの年収は600万円で、定年まであと10年間働くとします。
それでは、49歳のAさんの年金受給額を計算してみましょう。
①は、6(単位:百万円)×10×5500=330,000円
②は、10×2万円=200,000円
つまり、Aさんは、今の会社で定年まで働けば、
896,400円+330,000円+200,000円=1,426,400円
年額約1,426,400円の受給を受けられることになります。
定年後 受給額のシミュレーションはねんきんネットで
日本年金機構のWebサイト「ねんきんネット」を
利用する手段は便利です。
年金手帳に載っている基礎年金番号とメールアドレスで
登録申請をすれば、自分の受給見込み額を無料でシミュレーションしてくれます。
なかなか優れものサービスですので、
登録がすこし、面倒かもしれませんが、使わない手はないですね。
まとめ
年金の受給額は、減少傾向で、しかも受給開始年齢も、
現在65歳からですが、今後どうなるかわかりません。
間違って早まることはないでしょうが。
しかし、なくなるものではありませんので、
自分の受給額を知っておくことは大切です。
次回は、繰り下げ受給はお得かどうかについて書きたいと思います。
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