こんばんは!
さて、今日は加齢により低栄養になることの予防と
いつまでも元気でいるための食事のコツをご案内します。
加齢によって運動量や基礎代謝が減り、その結果食欲も減少します。
また高齢になると粗食が良い、といった思い込みから、
偏った食事になり、低栄養の状態になることがあります。
「平成26年国民健康・栄養調査」では、70歳以上のやせ(BMI18.5未満)の割合が、
男性29.5%、女性39.0%という結果がでています。
バランスの良い食事を心がけて、低栄養に注意したいですね。
低栄養の予防 BMIでやせ度のチェック
BMIとは、ボディ・マス・インデックス (Body Mass Index) の略です。
「体重 (kg) ÷身長 (m) ÷身長 (m)」で算出されます。
肥満度を測るための国際的な指標なんですね。
医学的に最も病気が少ない数値として 22 を「標準体重」とし、
18.5未満なら「低体重」、18.5以上25未満を「普通体重」、25以上を「肥満」
としています。
ちなみに僕は身長167cmで60kgなので、
60÷1.67÷1.67=21.5
です。
ほぼ標準退場です。
もし私が、69.7kg(25×1.67×1.67)以上になると肥満です。
また51.6kg(18.5×1.67×1.67)以下になると低体重になります
つまり、70歳以上では、約3割の方が低体重、約4割の方が低体重ということで、
低栄養の疑いがあります。
低栄養の予防 元気でいるための食事の
タンパク質を取ろう
タンパク質は、筋肉をつくる栄養素です。
不足すると低栄養状態となり、全身の筋肉量や機能が低下し、疲労につながります。
カルシウムを取ろう
カルシウムは、骨を丈夫にする栄養素で、乳製品、緑黄色野菜、大豆製品、魚介類
を食べることで摂ることができます。
ビタミンD・Kを含む食品を合わせて食べると効果的ですね。
・ビタミンDを多く含む食品:鮭、サンマ、サバ、ウナギなど
・ビタミンKを多く含む食品:緑黄色野菜、納豆など
低栄養の予防 注意する事
・週1回は体重を測る
体重の変化でエネルギーの過不足がわかります。
病気や入院などの理由がなく、体重が減り続ける時には、注意が必要です。
・たくさんよりまんべんなく食べる。
お腹が空かないから、と食事を抜くことがあります。
食事の回数が少ないと、食事量や食品数が減り、低栄養をおこしやすくなります。
1日3食を摂るようにしましょう。
まとめ
ひとりで食事をとることを
「孤食」と言います。
鬱になりやすいという研究結果があります。
ひとり暮らしの人もたまには家族や友人たちと
食事をする機会を設けて、楽しみましょう。
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