おかげさまで、60歳になるまで大きな病気もすることなく、
入院生活を送ることもなく、過ごしてこられました。
特にスポーツをやるでもなく、日常生活で体を動かすこと、
仕事で飛び回ることこそが健康法だ、
なんてうそぶいて30数年それないりに健康に働いてきました。
これがよかったのかどうかは別として、ここでいきなり
スポーツジムなど行きだすとかえって体を壊すんじゃないか、
なんて勝手に思っています。
さて、そんな僕の健康法といっては憚られますが、
36年間のサラリーマン生活で風邪で休むこともなかった僕の健康法をご案内します。
定年後 現代のカロリー摂取量が戦後最少!?
厚生労働省「国民栄養・健康調査」を見てみると、
現代は、1946年の敗戦直後を比べても
ほぼ同じくらいのカロリー摂取量しか取っていないそうです。
カロリー摂取量のピークは、60年代後半~80年までで、そ
れ以降は下がる傾向になっています。
これは健康志向とダイエットブームの高まりからの結果だと思います。
しかし、肥満度を表す、BMI測定値は、
女性は87年と2011年を比べるとほぼ横ばいなのに対して、
なんと男性は、1.5倍にもなっています。
これはあきらかに運動不足と思われます。
定年後 生活習慣は意識して変えないと
僕は、六本木駅から東京ミッドタウンを通り抜けて会社に通っていますが、
この2007年に出来た商業施設は、わずか10数段のエスカレーターがあったり、
動く歩道があったり、楽をしようとすればし放題の施設です。
僕は、動く歩道でも歩くのですが、立ったままスマホを見ている人もよくいます。
この東京ミッドタウンだけではなく、
現代は楽をしようとすればいくらでもできる環境なのです。
都会生活でさえこうなのですから、田舎暮らしは車での移動も多くなりますから
より歩かなくなるんじゃないでしょうか?
私の会社では、西日本の某県庁所在地にも営業所がありますが、
最近そこの所長と会う機会があり、あれ、太った?と言ったら、
日常生活では、数十メートルしか歩かない、と言っていました。
つまり家を出たら、クルマで営業所へ。
外回りもクルマなので、結局、歩くのは営業所の中にいるときか、
ランチの時に近所まで行く程度だって言っていました。
定年後の健康法 ちょっと無理をすること
都会暮らしにしろ、田舎暮らしにしろ、楽をしようと思えばいくらでもできるのが現代です。
僕が実践しているのは、ちょっと無理する健康法です。
地下鉄のエレベーターは使わないで、階段を使う。
2~3階の移動なら階段を使う。
動く歩道でも歩く。
特に大きいのは、僕の住まいは、東横線の主要駅からバスで20分ほどのところです。
でもバスを使わないで、毎朝毎晩、往復約5キロを歩いています。
これがもしかしていいのかもしれません。
最後に
老いは、誰にでも必ずやってきます。
老眼になります。歯も弱ってきます。
歩いていても追い抜かれるようになります。
若い頃元気だった人も老いには勝てません。
でも、多少遅らせることができるかもしれません。
道具は使わないと錆びます。使っていれば長持ちします。
かと言って無茶な使い方をすると壊れます。
ちょっと無理をする程度がちょうどいいと思います。
コメント