こんにちは、
こめまるです。
5月23日から24日に掛けた1泊2日で富山と金沢に行ってきました。
富山では実家に行き、コロナ禍で2年半ぶりに高齢の父に会ってきました。
今年で89歳になりますが、元気で会話もしっかりできたので少しほっとしました。
また近いうちに来るからねと約束して実家を後にしました。
年内にも僕一人ででも帰省しようと思っています。
さて、今日はその富山と金沢訪問で感じた方言について考えたいと思います。
方言 富山 使い分け
30年前妻との結婚を決め、富山の両親に報告に行った時のこと。
母が妻になにか話をしているですが、妻は困ったような表情で聞いているので、これは意味が分からないんだな、と思い僕が通訳したものです。
富山でしか生活したことがない母の言葉は、横浜育ちの妻にはほとんどわからなかったようです。
高校三年の夏休みになんと富山から函館の友人宅まで自転車で行ったことがあります。2週間で往復2,000kmの旅でした。
弘前に着いた時、お巡りさんに声を掛けられました。話が全く理解出来ませんでした。困っていると近くにいた高校生が通訳してくれました。
今週富山に行った時、レンタカー店とホテルで若い女性が対応してくれました。二人ともあか抜けた素敵な女性でしたが、後で妻と彼女たちとの会話について話が盛り上がりました。
つまり、全く方言やイントネーションで富山を感じさせなかったのです。「私、横浜のホテルのチャックインしたと勘違いしたわ」と言っていたくらいです。
彼女たちもプライベートでは富山弁を話しているのでしょうか。つまり使い分けが上手いのかもしれません。
少しさびしい気がしました。
方言 自然に使っていい
もう10数年か20年近く前のこと、ある百貨店の売場でこんな光景を見ました。
外国人と思われる男女のカップルが、店員に話しかけるとその店員が困ったような表情をして近くの同僚に助けを求め、一生懸命英語で話そうとしていたのです。
僕は数秒立ち止まって様子を見ていましたが、その内外国人らしきカップルは、じゃあいいですって感じで手を振って去っていきました。
その後店員二人は、ほっとしたような表情をしていました。
僕は多少英語での会話が出来ますが、堪能なわけではありません。
しかも外国人なら誰でも英語が出来るわけではありません。
その時、僕なら日本語と身振り手振りで対応したと思います。
そうすればカップルも手振り身振りで対応したでしょう。
結局、言葉だけでやり取りしようとすると難しいのです。
まとめ
サラリーマン時代、仕事で海外に60回以上行きました。
そこで感じたのは、僕が訪問したベルギー、ロシア、ドイツ、イスラエル、香港、タイなどで街やお店で現地の人たちをコミュニケーションを取る時、先方がこちらに合わせようとすることはほとんどなかったのです。
ほとんどは、現地の言葉でゆっくりと手振り身振りを交えて説明してくれました。
そしてその行為を面倒とか困ったという表情はほとんどみせなかったのです。
特にヨーロッパ諸国は、他国と陸続きなので、コミュニケーションを取るという行為は非常に重要なのかもしれません。
日本各地に残る方言もその地方、地域では普通に使うスタンスがいいと思います。
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