おじさんと猫

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こんにちは、
こめまるです。

僕が子供の頃の昭和40年代初頭は、街には一人歩きの犬がそれなりにいました。
それは野良犬だったり、また飼われていてもしっかり繋いでいなくても良かったようです。

また、野良猫も多くいて、小学生の僕は鳩を飼っていたのですが、何度か野良猫に襲われたことがありました。

だから、当時の僕にとっては、猫はまさに敵だったのです。

1960年代後半は、犬や猫を飼うということについては、まだまだ適当で緩かったようでした。

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少年と犬

小学生の頃の僕の辛い記憶の中に一匹の白い犬の思い出があります。
シロと呼んで、我が家にも時々やってきた犬でした。
僕自身は、えさをやって記憶はあまりありませんが、よく一緒に遊んだ記憶はあります。

多分、動物好きの母が、父親の目を盗んでシロにエサをやっていたのかもしれません。
父は、シロを飼うことは絶対認めませんでした。

雪の中、一緒に駆け回った思い出も忘れられないものです。
シロは、多分いろんなところで残飯をあさりながら、時々僕のところにやってきて一緒に遊んでくれたのだと思います。

しかし、シロとの付き合いはそんなに長くなかったと思います。
多分2~3年ほどだったでしょうか?

でも、僕の記憶には常に澱のように残っていて、ちゃんとエサをやらなかった、そして飼ってやれなかったという負い目があり、シロにすまなかったという気持ちが、50年以上経ったいまでも持ち続けています。

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おじさんとペット

シロへの済まない気持ちをずっともち続けていた僕は、いつか保護犬を引き取りたいと思っていました。それが細やかなシロへの供養になるのではと思っていたのです。
いや、たんなる自己満足だけなのかもしれませんが。

そんななか、ひょんなことから猫を引き取ることになりました。
最初に引き取ったのが、もう22年前のこと。
そして18年前、8年前、そして4年前に計4匹の訳あり猫を引き取りました。

最初の猫は、すでに22歳の高齢猫ですが健在です。
2匹目の猫は、しなやかな動きの賢い猫でしたが、残念ながら4年前に14歳で病死しました。

そんなこで現在我が家には三匹の猫がいます。

そして一番若い猫が、よしお(4才♂)で、僕が60歳になったとき我が家にやってきました。

渋谷の動物病院に引き取りに行った帰り、東横線の中で不安そうに鳴いていたよしおのことを昨日のように思い出します。

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まとめ

おじさんには猫が必要です。
いや少なくても僕には猫がいてくれると毎日の何気ない生活が楽しいものになります。
60歳を過ぎるとペットを飼ってはいけないという意見もあります。
つまり犬や猫が長生きするようになった現代ですから、言われる意見です。

例えば、22歳の猫がみゅうが我が家にやってきた時、僕はまだ42歳だったのです。三人の子供たちも6歳を筆頭に一番下が2才で、みゅうがやってきた記憶がないほどです。

もしよしおがそれくらい長生きするなら、僕の方が先にくたばるかもしれません。
それでも、日々一緒に過ごす家族として猫はいてくれるとどんなに心強いかわかりません。

どうなるかわからない未来を必要以上に心配して、やりたいこと、したいことを我慢するほど愚かなことはないと思います。

次回は、猫が教えてくれた人生の大切なことについて書きたいと思います。



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