こんにちは。
こめまるです。
先日、アルバイト先の休憩室に「PRESIDENT」が置いてあったので何気なく読んでいました。
表紙には、「忘れない勉強法」とあり、受験、資格、昇進、定年後・・・・誰でもできる、と副題がついていました。
そこで目にしたのは、60歳で医師、65歳で司法試験、74歳で司法書士、79歳で宅建士と人たちの記事でした。
今日はその方たちの記事を読んで「60歳 人間いくつまで勉強するか、出来るか」というテーマについて考えてみます。
60歳 定年後の資格取得には反対です、だったが
Yahoo!知恵袋などをみていると、現在5×歳ですが、定年後に働くためい有利な、または稼げる資格を教えてください、などという相談が載っています。
相談者もふざけて投書しているわけではなく、回答者も親切に答えています。
でも僕は、その相談コーナーに投書する段階で無理だろう、と思うのです。
僕は、本当に資格が必要、もしくは取りたいと覚悟を決めた人は、そんな場所に投書しないで、自分で資料を集めたり、すでに始めていると思うからです。
つまり定年前後に資格を取ってそれを役立てたいと決めている人は、俺は、これで食うためにこの資格が必要だから取る、とか、以前からこの資格を取りたかった、定年後時間が出来るから、挑戦しようという覚悟が出来ています。
ところが、相談コーナーに投書を寄せてくる人は、簡単に資格が取れて、その資格でそれなりに収入に出来るものがないか、という安易さが文面から感じられます。
僕の考えは、定年後の資格取得とスポーツジム通いには否定的です。それを目的達成の手段ならいいですが、それをやることが目的、時間つぶしと考えるのはだめです。
60歳 難関資格試験を突破した人たち
「PRESIDENT」で紹介されていたの4名の方です。
60歳で医師免許を取った方で現在新人医師として活動しているから、65歳で司法試験に合格し、現在、弁護士事務所に勤務し現場の弁護士として活動している方、そしてなんと79歳で宅建士の資格を取り、80歳で不動産会社を始め、現在89歳にして会社の代表として現役の女性。
4人の内、医師資格、弁護士資格、宅建士をとった3人は、大学や専門学校に入り直して自分の子供や孫世代の人たちと一緒に勉強されています。
そして4人に共通しているのは年齢を言い訳にしていないこと。
79歳で宅建士を取った女性は、77歳で10年間介護してきた夫に先立たれ、気が抜けたようになっているところで、お孫さんに「おばあちゃんも勉強しようよ」と言われたのがきっかけだそうです。
それまで全くの主婦だったその女性。もう80歳近いの今更と思たそうですが、不動産購入で失敗した経験から、前から不動産の勉強をしたいと思ていたそうで、専門学校に通い出し、それに集中して一発で合格しています。
専門学校に通っている時は、忘れやすいので1時間以内に必ず復習をしたそうです。
そして80歳で創業し、89歳の現在まで仲介手数料を無料にするサービスなどを提供し、着実に会社運営をされています。
60歳 年を取ると憶えない忘れるは錯覚
「PRESIDENT」で紹介された4名の方は、特別なのかもしれい、いや特別だから紹介されたのでしょう。でも勇気を与えてもらったのは確かです。
よく年をとると物覚えが悪くなるとか物忘れしやすいなど言われますが、僕は錯覚だと思います。
そう思うことにより、出来ることをやらなくなる、から能力がさび付いて行くだけです。
体力の衰えは、生物である以上致し方ありません。
でも、頭は使い続けた方がいいと思います。いやきっと使い続けた方がいいのです。
クラシック音楽の指揮者は、高齢になってもかくしゃくした人が多いです。
やはり音楽を作り出すという頭脳を使う仕事をしているからでしょう。
最後に
40代になってくると若いころに比べて物覚えや物忘れが出てきたと感じる人は多いかもしれません。僕も感じたものです。
でも僕はこういう風に考えるようにしています。
別に何でもかんでも覚える必要はない、困ったら人の頭脳やいろんな資料で見つければいいと。
「60歳 人間いくつまで勉強するか、出来るか」の結論は、年取ったからできない、のではなく、やらないからです。
やってみると意外と出来るのです。
そしていつまでってあの世に行くまでです。
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