定年後にも読みたい おすすめの長編小説 三作品

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こんにちは、こめまるです。

定年関連の本で、定年後、老後の趣味として読書をあげているものは少ないように思います。

読書は生涯を通しての趣味になります。

特に定年後は、現役時代に比べ、時間がありますから、長編小説をしっかり読むには相応しい時期です。

そこで僕が、定年後にも読みたいおすすめの長編小説をご案内します。




定年後にも読みたい おすすめの長編小説”三国志”

吉川英治の「三国志」は何度読んだだろうか。

まさに大河小説。しかも何度読んでも面白い。

吉川英治「三国志」

最初の劉備と関羽、張飛が出会って、桃園の誓いを結ぶ辺りはややかったるい部分があるのですが、第2巻あたりからは、俄然面白くなります。

吉川英治の「三国志」では、諸葛孔明の死を持って終わります。
本当はもっと続くのですが、吉川自身、諸葛孔明の死で描く気力もなくなったというほど、思入れが強かったようです。

僕は北方謙三でも読みましたが、変に登場人物をカッコよく描きすぎで好きではありません。

やはり吉川英治の淡々とした筆が想像力を膨らませてくれます。

今後もなんど読んでいきたい小説です。

僕は本で読むのが好きですが、電子書籍として読むなら割安です。

定年後にも読みたい おすすめの長編小説”竜馬がゆく”

僕がいままで読んできた小説で一番好きな小説です。

無人島に一作だけ持っていけるとしたら、この司馬遼太郎「竜馬がゆく」です。

舞台が幕末です。

しかし坂本竜馬が、18歳で江戸に剣術修行に行くときから、33歳で暗殺されるまでの僅か15年の生涯を描く青春小説です。

僕は、この小説を20代、30代、40代、50代にそれぞれ一回ずつ読みました。

何回読んでも爽やかな感動を与えてくれます。

20代の時、初めて読んで感動のあまりオートバイを飛ばして京都の高台寺にある坂本竜馬と中岡慎太郎のお墓参りに行ったくらいです。

絶対心を豊かにしてくれる作品です。

司馬遼太郎「竜馬がゆく」

司馬遼太郎 「竜馬がゆく」文庫本 全8巻 旧版 文春文庫【中古】

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中古店にも結構出ていますが、バラバラが多いので、全集を買った方が結局は時間とお金的には得だと思います。



定年後にも読みたい おすすめの長編小説”青春の門”

五木寛之氏は、僕の生涯の師です。

高校生の時、初めて五木氏の小説「青年は荒野をめざす」を読んで、その作品はほとんど読んでいるつもりです。

また20年ほど前、友人が古書店で当時の五木寛之全集を見つけたのでお前も欲しいだろうから買って送る、と言って送りつけてきたことがあります。

もちろん代金は僕が払いましたが、その時は強引な奴だなと思いましたが、いまでは感謝しています。

一通り読んで、再読することを楽しみにしています。

高校生の頃は、授業中にずっと読んでいて、それが高じて、進学校でもないのに五木氏と同じ早稲田大学に進学しました。

僕の人生の岐路だったと思います。

それが良かったかどうかわかりません。

でも10代の僕に行動を起こさせた人であることは確かです。

やはりおすすめは青春の門。

僕の知る限り未完だと思います。

五木寛之「青春の門」
※第1巻~7巻

この小説は、1969年に週刊現代に連載され、1994年まで断続筑豊篇、自立篇、放浪篇、堕落篇、望郷篇、再起篇、挑戦篇、風雲篇(前半)と書き継がれてきました。

そして2017年から新 青春の門として再開されました。五木氏の年齢(1932年生まれ、現在86歳)を考えるとどこまで続きかわかりません。

電子書籍で読むのも良いと思います。

最後に

本は、いいです。

人には想像力があります。本を読んでその想像の世界を旅することが素敵なことです。

僕の個人的な趣味で長編小説3作をご案内しました。

どれも名作なので読まれた方も多いと思いますが、定年後の人生の残りを感じながら読むのもまた別の感動や思いが湧き上がってくるかもしれません。

未読の方は、絶対おすすめです。




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