「え!?61歳!若いですね。うちの若手じゃないですか。」
と自己紹介した時の周りにいた人たちのリアクションです。
言われた僕の方が驚きました。
だって、会社ではじんさん呼ばわりですから、驚くのも当然です。
それは、僕が昨年8月の入団した合唱団での歓迎会での光景でした。
サミュエル・ウルマンの「青春」の取り扱い方
サミュエル・ウルマンの青春という詩自体は、特に好きでも嫌いでもありません。
しかし、これを持ち出して若者に説教じみたことをいうおっさんが嫌いです。
なんか活き活きしている=若々しいと同義ととらえるのもどうかと思います。
人は年齢に関係なく、活き活きしている人とそうでない人がいます。
サミュエル・ウルマンはそれを言いたかったのではないでしょうか?
それを訳した人は、青春=美しい、素晴らしいと思ったのでしょうか?
それを若者を説教するにはちょうど良い材料とおっさんたちが利用したと僕は思います。
なぜなら、この詩が、経営者層に広まったからです。
自分より若い従業員もくたびれた従業員にも奮い立たせるにはちょうどいい、ということで広まったのでは、と僕は思います。
新鮮な気持ちを取り戻す方法
さて、話を戻します。
年齢に関係なく、新人として迎えられると素直に嬉しいですし、気持ちも新鮮になります。
考えてみれば、学生の頃は、中学3年の時は、後輩たちに偉そうにしていても高校に行けば新人で新鮮な気持ちに戻ります。
大学に行けば同じように高校で先輩風を吹かせていても新入生は新鮮な気持ちになります。
そして就職。
僕は、新入社員以来、久しぶりに新鮮な気持ちを感じました。
経済コラムニストの大江英樹氏が、定年後も再雇用をあまりすすめないのは、これだと感じました。
最後に
20年も30年も同じ会社にいると新鮮な気持ちをも忘れてしまいがちです。
また、それは仕事以外に新しく始めることでも感じるのですね。
定年後は、新しいことを始めてフレッシュな気持ちを取り戻したいですね。
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