もう20年以上前、会社の後輩男性の結婚式2次会に出席しました。
当時僕には、幼い三人の子どもがいました。
妻と二人大変でしたが、かけがえのない時間でもありました。
新郎が、僕に尋ねてきました。
「すごいなぁ、よくうちの会社の給料でやっていけますね。
僕なんか、いつまでも子供だから、親になんてなれませんよ」
なんてことを言っていました。
「ちゃんとした人間になんて一生なれないし、親になれば、自然と親になる。生活もなんとかなるもんだよ」
という話をした記憶があります。
定年後の黄金期は結果論でしかない
実際、3人の子供全て私立大学に行き、上の二人は社会人になったし、3番目はまだ大学生ですが、よくここまで頑張れたなという気持ちです。
スポンサーリンク
さて、定年をテーマにした書籍や雑誌に60歳から75歳の15年間を人生の黄金期と称するものをよく見かけます。
この年代は、仕事や家庭の束縛から解放され、しかも体力的にも自分でまだまだ好きなことが出来る年代だからだそうです。
中には、現役会社員時代に会社にいた時間に匹敵する自由時間があるので、有意義に使いなさいとお節介な論調のものまであります。
でも、その黄金期と呼ぶ期間は、結果論であって、人にはそれぞれ寿命があります。
だから
だから、僕は、次はない、またはない、今度はない、そのうちはない、
という気持ちでやりたいことはやる、やらないことはやらない、とするようにしています。
俺には明日はない!というのが、僕が自分自身に言い聞かせている戒めです。
スポンサーリンク
コメント