先日、母の一周忌で、故郷の富山に帰省しました。
母が亡くなったのは、昨年2017年10月13日でした。
なんか、2~3日前から、
もしかしてというメールを2つ下の妹から受け取っていたので、
当日は確か金曜日でしたが、かなり気になっていたのですが、
すでに出勤していましたが、妹から知らせが来たので、
一旦帰宅して、富山に向かいしました。
もうあれから1年経ったわけです。
定年後 お葬式でのお作法 焼香時にお賽銭?
一連の母の葬儀を終えて、自宅に戻りました。
今回は、喪主が父でしたが、高齢ということもあり、
私と妹と妹のご主人の3人で葬儀会社とやり取りしました。
その中で驚いたことや新しく知ったことなど記します。
まず、焼香時にお賽銭?
これは聞いてびっくり。
なんと通夜や葬儀の焼香の際に100円のお賽銭を置くというものです。
これは親戚の叔父が言っていたのですが、
富山ではそのような習慣があるようです。
ただ、父は知らなくて、いちいち出したものがどうか悩んでいました。
ちなみに僕は一切出しませんでした。
僕は、60才のいままで何度も葬儀や通夜に参りましたが、
いままで焼香で賽銭を置くということは観たことも聞いたこともありませんでした。
しかも富山でも置いたり、置かなかったりでどちらかというと
年配の方は、置く傾向が多いようです。
葬儀会社の方にこの習慣を聴くと、むかしは焼香の時のお線香は、
お寺から借りていたのでその借り賃を賽銭という形で出していた習慣の名残だろう
とのことでした、
その理屈から言うよ、お線香を用意したのは葬儀会社で、
お寺のお坊さんに渡る、賽銭は出す必要はない訳です。
そんなわけで、僕はもちろん妹も妹のご主人も出しませんでした。
ただ、父だけはその度に迷って、僕に聞くので、僕がいらないというと
出していませんでしたが、最後の初七日の法要の時だけ出していました。
定年後 お葬式でのお作法 ご香典の管理方法
ご香典は袋を糸で綴る。
これも驚きでしたね。
香典袋の端と錐で穴を開けて糸を通していき、
まとめるということ。
これも60年の人生で初めて聴いた習慣で、
これも富山だけの習慣でしょうか?それとも各地であるんでしょうか?
理由は、管理のためだそうです。
今回は、弔問客も近親者のみだったので、香典も少なく、
全く混雑はなかったのですが、弔問客が何十人も来るような葬儀だと
むしろ手間なのではないでしょうか?
定年後 お葬式でのお作法 お坊さんへのお布施
お布施っていくら包むの
坊さんに包む金額が一番分かりにくいですね。
僕らの坊さんにいくら包んでわからないし、
父に聴いて埒が明かないので、直接、坊さんに聴きました。
坊さんも金に関することはなかなかはっきり言わないのですが、
ヒントはもらえました。
葬儀会社の人も聴きましたが、こちらの言いにくそう。
葬儀会社の30代の社員は、困った顔しながら
「僕の独り言として聴いてください」
といって教えくれたのが、一般的には10万円が多いらしい、
とのことでした。
今回、坊さんが二人だったのですが、従の坊さんは、
半分でいいとのことでした。
つまり二人合わせて15万ということでした。
まとめ
お葬式の一連の作法は、知らないと恥ずかしいし、かと言って
何度も経験することではありません。
僕は、葬儀会社の人にいちいち尋ねながらやっていきました。
また、お金のやり取りも不明瞭な部分があり難しいですね。
そんなことから現在、明瞭会計を売りしている葬儀会社が
出てくるようになったのでしょう。
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