どうせやめるんだから、
自分の辞めた後のことは知ったこっちゃない、
と思ったりしたものの、
やはり自分の築いてきたノウハウや知識などは、
次の世代に残したいと思います。
これは多分、人間というよりも動物の本能なんでしょうね。
つまり生物の一番の目標は、
自分のDNAを後世に残すことだと思うからです。
定年後の再雇用 仕事とは、引き継がれるもの
僕には、子供が3人います。
一番下がまだ大学生ですが、既に成人しています。
もし私に何かあっても、大学を卒業して、
自分の力で生きて行くでしょう。
正直って、子供たち全員が成人した時、
自分の役割は終わったな、と感じました。
あとは、みんな自分で考え、自分の力で生きて行くだろうと思うからです。
別の面倒と見てほしいとも思いません。
妻と残りの人生をそれなりに過ごせられればいいと思っています。
なぜ、そんな気持ちになるというと、生物の一番の目的は、自分のDNAを後世に残すことだからです。その引き継ぐべき子供が、成人して自分の力で生きて行けるようになったので、僕の役目が終わったと感じるのです。
そして、それは仕事にも言えることです。
定年後の再雇用 僕の働き方は、古いタイプかもしれない
僕が37年間勤めてきた会社は、
従業員200名程度の中小企業です。
社員個人個人のスキルが、そのまま実績に反映しやすい面があります。
営業でも、何人か分の実績を一人で上げる、スーパー営業がいます。
一時期、そういうスーパー営業に頼っていては、その営業が辞めた時に、一気に業績が落ちるからと誰でもそれを実践すれば、平均的な実績を上げられるというマニュアルを作ろうとしました。
でも実現していないようです。
つまり合理的なやり方は浸透しないで、昔ながらに働き方をしているから、
マニュアル化が出来ないのです。
定年後の再雇用 僕の仕事を引き継ぐ人がやってきた
僕の仕事も、マニュアル化したいと思いながら、
出来ずに、半年後の退職の時期が迫ってきました。
マニュアルを作成して、それを素直に実践するば、
誰でも平均的な業務が出来るようになる、
ということを諦めているわけですはありません。
そのことを会社員人生の最後も目標にしたいと考えていますが、
現実的には微妙です。
そんな折、ようやく後任がやってきました。
30代後半の女性で、頼もしいです。
最後に
後継者問題は、中小零細企業にとっては、
大きな問題です。
業績が悪くないのに、止めなければならない企業は結構あるようです。
一番の理由は、後継者がいないということです。
僕が法人相手の営業をやっているときは、
相手が中小企業がほとんどだったので、
必ず後継者がいるかどうかチェックしていました。
これは企業で働く個人に言えます
これからの半年、しっかりと引き継いでいきたいと思います。
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