もし70歳まで定年が延長になったら?

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こんにちは、
こめまるです。

2013年に高年齢者雇用安定法により、希望者に対し原則65歳まで働けるようにすることを企業に義務付けられました。

それから6年目になる2019年、政府はその年齢を70歳まで引き上げようとしているようです。

時代の流れからその可能性は十分あると思います。

この情報が流れるとネットでは、特に女性からはかなり批判的な意見が出ているようです。

そこで70歳まで、あと9年の僕がこの問題を考えてみました。

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70歳まで働くには無理と考える人が8割もいる?

ある女性向けサイトで、次のような投稿がありました。

その女性は、学生時代の恩師と街でばったり遭って、昔話に花を咲かせたそうです。

その中で恩師が、「私も今年で古希(70歳)なの」から話が盛り上がったはいいけど、「あなたのお子さんは男の子?」という質問を3回もしたそうです。

本人もそれに気づいて、「あら嫌だ、2回も質問しちゃったわね、」と言ったそうですが、実は3回ですと言えなかった。

その先生は、現役時代、とてもしっかりしていた先生で、そんな方でも70歳になるとこんなようになるんだ、とショックでした。

そこから、70歳までの雇用義務に対して批判的という意見でした。

この投稿に対して、この女性向けのサイトでは、「70歳で働くのはもともと無理」と共感する人が8割、「いや70歳でもバリバリ働いている人もいる。個人差だ」と反発する声が2割でした。

その8割の女性たちの意見は、実際に日々、60代から70代の人たちと職場で一緒に働いている人たちなので、ある意味説得力があります。

例えば

毎日職場で前期高齢者の人と接していますが、皆さんもう、ホント滅茶苦茶なんです。良くも悪くも楽観的というか、『大体でいいのよ』『最後につじつまが合えばいいから』みたいな言動が目立ちます。

とか

「60代の人と働いています。何度も仕事のことで確認してくるので、最初は私を信用していないのかと不快でしたが、確認したことを本人が忘れていることに気づきました。

とか

「70歳代の人と一緒に働く環境にいる私は、ニュースを聞いた時、『えっ、やめて!』と思いました。ある種の『介護状態』だと思っている日々ですから」

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70歳まで働くことは辛いことなの?仕事は苦役?

またこんな意見もありました。

私はこのニュースを聞いて、悲しくなった。
いつまで高齢者を働かせるの?と。私の両親はともに70代前半で亡くなりました。
あ70歳まで会社勤めであくせく働き、ようやくリタイアしたら、身体がいうことをきかなくなり、疲弊したまま人生を終えたのです。

この女性向けサイトに集まる女性たちは、20代から40代の働く女性ですから、仕事の面白さや辛さもわかるし、そんな女性たちから20歳から30歳年上の60代や70代の人を見るとそう思ってしまうんだな、と思います。

この女性向けサイトでの彼女たちの意見には、僕自身もとても共感してしまします。

なぜなら、僕も30代の時、50代の人をみて同じように感じていたからなんです。

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70歳まで働けることは素晴らしいこと

政府が検討していることは、定年制を上げることではなく、企業に対して、希望する社員に対して、

現在65歳までの雇用義務を70歳まで引き上げるという高年齢者雇用安定法の改訂です。

つまり継続雇用を希望する社員が対象で、誰でもではありません。

しかも現在もそうですが、労働条件、給料の条件は基本的に企業からの提示です。

現状、定年前と同じ仕事をしていても3割もひどい時には半分になることもあります。

現役の社員たちはそのことを知っているのでしょうか?

これは企業にも責任があります。

定年後の再雇用と言うだけで、一律に低く給料を抑えているのではないでしょすか?

僕はそれに憤りを感じます。

定年と言う制度はあってもいいというのが僕の持論ですが、再雇用の給料は、個人の能力とやる気で、個人差があっていいと思います。

中には、定年前と全く一緒の人もいていいと思います。

また70歳まで雇われて働くことが苦役と考えれば、個人事業主として働くという選択肢もあります。

さいごに

外国人労働者も高齢の労働者も、単に外国人だから、単に60歳以上だからという物差しで給料を決めないでほしい。

女性だから、外国人だから、高齢者だからと表面上の見掛けでその人の仕事の価値を決めているのが現状です。

また60代、70代の人と一緒に働くという事は、人生の先輩と一緒に働けることです。

自分よりも多くのことを知っている先輩と働けることはある意味素晴らしいことです。

高齢者は仕事が出来る後輩たちを尊敬し、後輩たちは人生の先輩として60代、70代の社員に敬意を表すれば自ずと職場のギクシャク感は無くなっていくと思います。



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