定年後の再雇用 メリットとデメリット 決着つかず延長戦になったみたい

仕事
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9月に入ってようやくしのぎやすくなってきました。

今年の夏は特に暑かったので、ようやく一息ついたという感じです。

 

しかし、関西地方を襲った台風21号や数日後の起きた北海道地震など、

いつわが身に降りかかってくるかわからない自然災害も続いて、

同じ時代に同じ日本に生きる人間として

助け合わないといけないな、と痛感しました。

さて、今日はもうすぐ定年後の再雇用期間が1年になろということで

この1年を振り返って、メリット、デメリットについて考えたいと思います。




定年後の再雇用 メリットと思われること

定年後、僕の給料は約2/3になりました。

このことを人に伝えると、みんないいよ、いいよといいます。

 

大体、半分くらいは覚悟するそうです。

中には、出勤日数などの条件ありますが、1/3まで下がる場合もあるそうです。

 

僕の場合、賞与も出るので、年収ベースで行くと

20代の独身の会社員くらいはもらえることになります。

 

しかも、業務内容は、定年前までと全く同じで、

8年ほど続けてきた仕事ですので、

会社内での進め方も取引先との付き合いも慣れたもので、

むしろ定年前と定年後の違いは、給料の額だという状況です。

 

しかも勤める会社でも、全て退職がそうではないので、

1年経ってみて、余計な神経を使わないで済むので個人的には恵まれていると思います。

これが僕にとってのメリットです。



定年後の再雇用 デメリットと思われること

僕がデメリットだと思うことは、

一番は、定年前の人間関係をそのまま継続していることです。

会社と言うのは、大学のサークルと違って、

趣味が同じに仲間が集まっているものでもないし、

そこには役職による、指示する側とされる側という上下関係が必然的にできます。

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それがビジネスライクなものなら良いのですが、

中には、気に食わない上司や経営側の人間にいるわけで、

しかも定年後も同じ部署にいるので、その人間関係は、

そのまま引きずっているわけです。

 

定年前は仕事だから、給料の内だからしょうがない、と思っていたことも、

退職金も受け取り、給料も下がった今も我慢しなければならないのか?

 

葛藤は、この1年ずっとありました。

これがデメリットですね。



定年後の再雇用 9回まで決着つかず延長戦に入ったみたい

僕は、この1年、定年後の再雇用を経験してきて、

ひとつの結論を持ちました。

定年後の再雇用期間は、65歳からの生き方、

働き方の準備期間だということです。

それも最後の準備期間ということです。

ベストは、定年までに準備しておくことです。

 

つまり雇われる側から雇われない側へ移行する

過渡期、準備期間と考えることにしました。

しかも、これが最後のチャンスです。

 

プロ野球に例えると9回までが定年。

そして10回から12回までが、再雇用期間。

ここで、決めなきゃいけないのです。

本当なら、9回までに、つまり定年までに決着をつけておかないといけないのです。

 

僕もそのつまりでしたが、自分の得点を挙げることが出来ず、

延長戦に入ってしまったという感じです。

最後に

定年後の再雇用では、ほとんどの人が、給料が下がります。

政府は、企業に対して、定年後は希望する社員全てを65歳まで雇うよう義務づけました。

しかし、その条件は、企業任せです。

どんなに再雇用を希望しても、条件が厳しければ、

近所のコンビニで働いた方が良いという場合もあります。

 

ベストセラー「定年後 50歳からの生き方、終わり方」の著者、楠木新氏が、

プロローグで書いています。

再雇用の条件が厳しいと相談してきた知人に対して、

再雇用の条件が厳しくても、最低限の仕事として確保しておいて、

新たな働き場所を探した方がよいとアドバイスしたと。。。

雇われる側は、定年後の再雇用をうまく利用することですね。



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