おはようございます、ともやんです。
母の四十九日に北陸の実感に2日ほど帰省していましたが、どんよりと雲が垂れ込め、雨かみぞれという天候で、気温も5℃くらいで気持ちも沈みがちになりました。
家族からは、11月は毎日こんな天候だよ、東京が長いから忘れたのか、
と突っ込みを入れられました。
そうなんだな、北陸の冬は、晴れる日が少ないんだよね。
もう北陸で過ごした2倍も東京で過ごしているのか、と時の流れに感慨深いものがありました。
60才になったら、頑張らない勇気
さて、会社人間として、30年以上頑張ってきたご同輩に贈る言葉は、
「頑張らない勇気」です。
それこそ、現役時代は、家族のため、会社のためとガムシャラに頑張ってきた人は多いと思います。
大脳生理学の権威で京大名誉教授も歴任された大島清氏の著書は多く、
私は一時よく読みましたが、大島氏は、中高年には頑張らない勇気をすすめています。
そして遊び心を持つことをすすめています。
男は悲しい生き物
大島氏はこう書いています。
脳は、本来は怠け者であり、すまじめである。子供のように好奇心旺盛で、遊ぶことが大好きなのだ。でも多くの男性は、「~ねばならない」と考えがちです。
左脳遍在の男が多いんですね。つまり、本音より建て前論や義務感で生きているのです。
「家族のために働く」と男は良く言います。多く男性は「それが男の甲斐性」と考えているんですね。健気なものです。
そして義務感や使命感を持て生きる男性は、逃げることを潔しとしないのです。
子供の頃から、男は、家族から、社会から、そういった価値観を脳内にプログラミングされているのです。
悲しいものです。
もしかして日本は、その傾向が強いので、女性の社会進出の妨げになっているのかもしれません。
仕事では一日引く勇気を
そんな僕も頑張ってきた一人です。
自分が頑張んなきゃとずっと思って働いてきました。
早出、残業、休日出勤は当たり前、結局有休も取らずに定年を迎えました。
そして、定年後2ヶ月たった今、それが良かったのか?と自問自答しています。
「~ねばならない」と遊び心を抑えて窮屈に生きてきたと思います。
だから、定年後は、一歩引いて働くことにしています。
ついつい口出ししたくなるところをグッと抑える、当然、時間外労働、休日出勤はしない、それが当たり前と周囲に認識させる、この2ヶ月である程度周囲には浸透させたかな、と思います。
契約では、働く意欲があれば、65才までは会社から解雇はされないのだ。
その辺で要領よく働いて行こう。
まとめ
現役時代、全力で頑張ってきたご同輩諸氏は、スローダウンしましょう。
ゆっくり歩くだけに、毎日歩いている景色が違ってみえます。
あれ、こんなお店があったのか、こんな素敵な木々があったのか、
こんな花が咲いていたのか、ってわかるようになります。
僕は、毎朝、駅まで約25分ほど歩いていますが、現役時代は、追い抜かれることはありませんでした。でも50代も後半になると追い抜かれるようになりました。
最初は、ちょっとショックでしたが、いまは気にしません。
追い抜く人に見えないものが見えるようになったからです。
ご同輩諸氏、頑張らない勇気も必要ですね。
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