あれから40年 荒野をめざす青年は、人生に迷う中高年になった

定年
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こんばんは、ともやんです。

 

あれから40年!中高年に圧倒的人気の漫談家・綾小路きみまろの決まり文句のフレーズです。

 

新婚当時は、ずっと一緒にいたいと思っていた新妻も、

40年も経つと、だんなが長生きしていると嘆く、なんて毒舌で中高年に圧倒的な人気です。

 

新婚当時は、手を握り合っていた二人が、
あれから40年、いま奥さんに財布を握られている、なんて
中高年のあるあるで笑えますよね。

 



あれから40年、青年は荒野をめざすのはずが、、、

 

中学生の時に12才年上の叔父から、五木寛之の「青年は荒野をめざす」をもらいました。

それを読んでから、五木寛之の小説を読み漁ったものです。

そして、大学は五木氏と同じ早稲田に入ることが出来ました。

 

でもそこまでだったなぁ、大学ではいまひとつ突き抜けられなくて、そして就職。なんとか今の会社に潜り込んで、35年。

 

真面目に働いで定年を迎えました。

 

20歳の時、オレは荒野をめざすんだ!とうそぶいていた青年はどこにいったのだろうか?

 

無駄な5年間だったのだろうか?
ん!?5年間?

 

そう私は1年間留年したのでした。

 

でも、こんな僕でも35才で結婚して3人の子供にも恵まれ、同じ会社で働いて定年を迎えたのは、そこそこ良かったのではないだろうか、と最近思います。

 

 

まあまあ主義でいいよ、70点で満足!

 

僕が一時、大脳生理学者で京大の名誉教授だった大島清氏の本をよく読んだものです。

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中高年向けに「もの忘れをなくす50の生活習慣」を読むと氏の考え方がよくわかります。

 

しかも学者だけあって科学的な根拠がベースになるの説得力があります。

中高年向け、特に定年向けの本で適当なことを書いていある本に比べれば
よっぽどためになる本です。

 

氏の論理は、好奇心を持って生きれば、脳はいつまでも若さを保つことが出来る、でも頑張りすぎや完全主義は良くないよ、気楽に行こうよ、って感じで、息苦しさがないのです。

 

定年後は気楽に荒野をめざそう

 

なにかしなかればならない、なんて使命感、義務感を捨てよう、
もう中高年のご同輩は、十分会社や家族に尽くしてきたんだよね。

 

これからは気楽に行こうよ。Take it easy!

 

いままでやりたかったけど出来なかったことを特になりたいね。

 

あと、やりたいことがなければ何もやらなくていいんだよ。

 

そう、所詮自分の人生、やりたいことはやって、しかも出来なくても誰に迷惑を掛ける訳ではないからね。

 

あれから40年、気負った青年は、気楽な中高年になりました。

 




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