バカにされたっていい 前田利常の逸話

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こんにちは、こめまるです。
還暦まで66日。

僕は、北陸富山の出身です。

江戸時代の富山藩は、お隣の加賀藩の支藩だったようです。

そんなことから加賀藩前田家にまつわる話を子供の頃から聴かされました。

そんな中で、小学校の先生がこんな話をしてくれて僕の記憶にすごくよくの残っています。

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それは前田利常(まえだとしつね 1594-1658)のお話です。

利常は1605年に兄の利長から家督を継ぎ加賀藩の当主になりました。

しかし、彼には一風変わったところがありました。

それは鼻毛の手入れを怠っていたということです。

いつも鼻の穴から伸びた鼻毛が出ていて周囲の笑いものになっていました。

家臣たちも恥ずかしい思いをしていたようです。

しかし、これは利常なりに考えがあってやっていたことです。

当時はまだ徳川幕府と外様大名との緊張関係が残っていた時代で、幕府から謀反の疑いをかけられるのを防ぐため、バカにされることで油断させていたのです。

利常の治政は、城下町の金沢を整備したり、能登での塩生産を高めるなど、300年以上経って富山の田舎の小学校で、先生から偉い人やったと生徒たちに言われるくらいの名君になったのです。

前田利常の逸話からは、

自分のプライドに固執しないで、人からバカにされることを恐れない勇気も大切です。



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