こんにちは、
怪獣&恐竜映画大好きのこめまるです。
今回は、2025年夏に公開予定の「ジュラシック・ワールド2025」の最新予告編からいままで公開されたシリーズ6作品を参考にしながら展開などを考察したいと思います。
今回の新作はギャレス・エドワーズ監督のもと製作されました。
エドワーズ監督は、2014年のモンスターヴァース第1作目として登場した『GODZILLA』も監督した方です。
その作品が素晴らしかったので、ジュラシック・ワールドの新作も大いに期待できます。
なお、今回の考察は、あくまで僕の個人的な予想ですので、実際の内容とは違ってくるのは当然だと思いますので、その辺はご了承くのほどよろしくお願いします。
ジュラシックワールド2025の最新予告編
ジュラシックワールドの最新作の原題は「Jurassic World Rebirth」。
邦題は「ジュラシック・ワールド/約束の大地」ということです。
原題を直訳すると「ジュラシック・ワールドの再生または復活」となりますが、邦題との関連性はどうなのかもチェックしたいところです。
映画のカレンダーと公開予定
全米公開は、2025年7月2日(水)です。
日本では封切は金曜日が普通ですが、この日は水曜日ですね。
日本公開は、現時点では2025年夏としか公表されていません。
全米公開よりも約1ヵ月ほど遅れると思います。
そうなると8月1日が金曜日なので、僕の予想では、8月1日(金)が日本公開ではないかと思います。
次点としては、8月8日(金)と7月25日(金)が考えられますが、ちょうどお盆前でしかもカレンダー上では、9日(土)から3連休なので、8月8日(金)が有力です。
まとめると『ジュラシック・ワールド/約束の大地』の日本公開日は、本命が8月1日(金)で対抗が8月8日(金)、大穴が7月25日(金)と予想します。
恐竜たちの復活と新たな物語
最新作「ジュラシック・ワールド/約束の大地」の舞台は、前作から5年後。
生態系のバランスが破壊された現在の地球になじめない恐竜たちは、かつて彼らが繁栄していた環境と似た気候の赤道直下の隔離された場所に生息していました。
※画像はイメージです。
その熱帯生物圏のなかで最も巨大な三大恐竜が、人類に奇跡的な救命効果をもたらす薬の鍵を握っていたのです。
その三大恐竜のDNAを手に入れるため、秘密工作の専門家ゾーラ・ベネット(スカーレット・ヨハンソン)は、最も信頼するチーム・リーダーのダンカン・キンケイド(マハーシャラ・アリ)と古生物学者ヘンリー・ルーミス(ジョナサン・ベイリー)と恐竜たちの生息地に向かうのでした。
予告編では、陸・海・空を舞台に、世界最大の恐竜からDNAを確保するため、ゾーラが極秘任務を任されるシーンから始まります。
ゾーラと共に、ダンカン、ヘンリー、大手製薬会社の代表マーティンらも登場し、任務遂行のため、船に乗り込みます。
しかし、任務に向かう途中、凶暴な海生生物に襲撃されて遭難した民間人のデルガド一家と出会い、行動をともにすることになりました。
予告編では少年が登場していますが、その一家の息子でないかと思います。
やがて、ゾーラたちが漂着した島は、ジュラシック・パークの極秘研究施設が存在した禁断の場所だと明らかになります。
そこには取り残された恐竜たちが生息しており、ゾーラたちは次々と衝撃的な事態に直面していきます。
映像には、シリーズのオマージュが多数ちりばめられており、ファン必見の胸熱シーンの数々が確認できます。
予告編では、ヘンリーが三大恐竜のDNAを卵から採取したいと言っています。なぜならその親たちは戦闘機並みな肉食竜だからで、その三大恐竜がなにかも興味が湧きます。
予告編の中では、ちらっと移るのがラプトルのカギ爪と主人公たちが最恐最悪が、と呼ぶ恐竜の姿。
僅か1秒ほどしか映っていませんが、映像を止めてみてもどうも輪郭がはっきりしません。
もしかして初登場の肉食恐竜の可能性もあります。
僕の予想は、スピノサウルス、モササウルス、プテラノドンの三大恐竜。
その理由は、過去のシリーズでは、スピノサウルスとモササウルスが、ティラノサウルス以上に狂暴で強い恐竜として描かれているからです。
そして戦闘機並みとくればプテラノドンだと思うのです。
※スピノサウルス
ただ、モササウルスとプテラノドンは、厳密には恐竜ではないのです。
モササウルスは、中生代において魚竜、クビナガリュウと共に3大海棲爬虫類と呼ばれているからです。
上から、モササウルス類、クビナガリュウ類、魚竜類
またプテラノドンは、翼竜類です。
でも陸・海・空を舞台にしてそこを支配者の如く君臨している三大恐竜とくれば、この3種類かなと僕は勝手に想像しています。
なおあくまで僕の勝手な予想ですのでご了承くださいね。
監督ギャレス・エドワーズについて
僕にとって、ギャレス・エドワーズ監督は、尊敬できる人です。
なんと言っても2014年公開の「GODZILLA」の監督だからです。
ハリウッド版「ゴジラ」では、1998年にローランド・エメリッヒ監督で初めてCGを使ってのゴジラ映画を作成しました。しかしまるでイグアナのような形態のゴジラに違和感を持った人が多く、日本では不評だったようです。
ただし、個人的にはこの映画好きです。
ゴジラを離れてパニック映画の作品としてみればなかなかの傑作です。
そんなわけで、ギャレス・エドワーズ監督は、東宝のゴジラに敬意を評し、原点回帰とも思えるゴジラ像を再現してくれました。
また、作品の中に多くの小ネタを仕込んで、観る人を飽きさせない配慮がありました。
普通の怪獣映画では味わえない深い感動を持ちました。
そして僕は一番好感を持ったのは、ゴジラの破壊シーンに節度を感じたことです。
その後のコジラvsコングなど破壊シーンが派手で豪快だけど、なんだか乱暴な印象を持ったものです。
そしてなんと言ってもギャレス・エドワーズ監督は、スピルバーグに心酔しています。
過去のスピルバーグ氏の脚本を本がバラバラになるくらい読み込んだそうです。
だからギャレス・エドワーズ監督の「ジュラシック・ワールド/約束の大地」は大いに期待できるのです。
新たな恐竜たちの登場か!
最新予告編を観ると、主人公たちが乗る船を両側から、モササウルスとスピノサウルスが挟むように追走しているシーンがあり、両恐竜が協力している!という台詞も聴き取れます。
この後どうなるんでしょうか?
特にこの両者は前の作品中でも、強力なライバルたちを倒していてシリーズ史上最強かもしれません。
モササウルスは、第4作目の「ジュラシック・ワールド」で、インドミナ・レックスを海中に引っ張り込みました。
またスピノサウルスは、第3作目「ジュラシック・パークⅢ」で、なんとティラノサウルスを倒して、その作品で恐竜の主役を張ったくらいです。
ジュラシック・パーク&ワールドのシリーズは、全部パーク3作、ワールド3作の全6作が公開されました。
各作品ごとに主役級に活躍する恐竜がいて恐ろしくてビビりまくりますが、反面、恐竜ファンとしては、その恐竜たちの多彩な顔ぶれに興味津々でもありました。
それでは前作品6作と活躍した恐竜たちを紹介したいと思います。
第1作目:ジュラシック・パーク
「ジュラシック・パーク」は1993年公開。
この映画でヴェロキラプトルが一気に有名になったのではないでしょうか。
スピルバーグ氏は、ヴェロキラプトルがお気に入りでこの恐竜は全作品に登場しています。まさにこのシリーズでは、恐竜たちのスター的存在。
小型ながら狂暴で、しかも高い知能を誇るヴェロキラプトルが、停電のピンチから脱出しようとする人間たちを追いつめて行きます。
終盤で、ああ!これでダメか!と思った瞬間意外な恐竜が主人公たちの危機一髪を救ってくれるのです。
その他、トリケラトプス、ブラキオサウルス、ガリミムス、ディロフォサウルスなどが登場。
第2作目:ロスト・ワールド
第2作目の「ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク」は、4年後の1997年に公開。
冒頭の少女がニワトリくらいの恐竜たちの群れに襲われるシーンは、原作小説の第1作目に出てくるシーンです。
この作品はなんと言ってもティラノサウルス・レックスが、捕らえられた子供を取り返すために大暴れするシーンが見もの。
ティラノサウルス・レックスも全作品に登場しています。
やはりその存在感には圧倒されます。
その他、ステゴサウルスの家族などが登場。
第3作目:ジュラシック・パークⅢ
第3作目の「ジュラシック・パークⅢ」は、2001年の公開。
この作品での主役級の恐竜は、スピノサウルス。
世界最大級の獣脚類スピノサウルスが、行方不明になった少年を救出するため島を訪れた主人公たちに襲いかかります。
これが怖い!なんとスピノサウルスは、あのティラノサウルスも作品中で倒しています。
そして主人公たちは、プテラノドンの縄張りに踏み込んでしまうのです。
第4作目:ジュラシック・ワールド
ジュラシック・パークのシリーズが終わって、もうあのリアルに描かれた恐竜たちには会えないのかと思っていたら、なんと14年後の2015年にジュラシック・ワールドとして復活しました。
しかも遺伝子操作によってシリーズ最強とも言えるハイブリッド恐竜インドミナス・レックスが登場。
そのモンスターが、テーマパーク内に脱走して大混乱にしてしまいます。
しかし、最後にこのモンスターを倒したのが、ティラノサウルスかと思いきや、ジュラシック・ワールド・シリーズ3作に全て登場する、そして新作でも重要な役割を演じるのではないかと思われる海の怪物モササウルスなのです。
またワールド3作を通して主人公オーウェンとヴェロキラプトルのブルーとの友情も見もの。
その他、翼竜類のディモルフォドンも暴れまくります。
第5作目:炎の王国
恐竜たちの棲む島が噴火の危機にさらされていると聞いて島に向かう主人公たち。
ヴェロキラプトルの「ブルー」たちを救うため奮闘する主人公たち。
また主人公のオーウェンとクレアがロックウッド家で出会った少女メイジー。
彼女はロックウッド家の孫娘という設定でしたが、母親が優秀な科学者だったことからクローンとして生まれた。
メイジーは、まだ10歳くらいの少女ですが、彼女がこの後のジュラシック・ワールドの展開の鍵を握っていました。
そしてもうひとつの名場面が、ハイブリッド恐竜インドラプトルに立ち向かうヴェロキラプトルのブルー。
ブルーが、オーウェンたちを救うために凶悪なインドラプトルに挑む姿に胸が熱くなります。
第6作目:新たなる支配者
前作で恐竜たちは、人間社会に解き放たれました。
それにより世界は一変。地球上のいたる所に棲みついた恐竜たちが、人間たちの生活を脅かしている世界という設定。
映画作品としては、全6作のシリーズを引っ張ってきた新旧の登場人物らが出会い、人類と恐竜の共存を問う展開に胸が熱くなります。
駆け回る恐竜たちの姿もリアルで、その迫力に興奮させられます。
特に巨大爪を持つが全体像はまだ定かでない謎の恐竜テリジノサウルスが登場し、恐竜好きにはたまらない場面もあります。
また成長してメイジーは、オーウェンとクレアの下、人里離れた場所で暮らしていますが、そこは思春期の反抗期。何かと衝突します。
またブルーも家族を持つようになるのですが、その子供が密猟者にさらわれ、それを必ず取り返すとブルーに約束するオーウェン。
オーウェンとブルーとの友情とも言える信頼関係も見応えがありました。
なお、ジュラシック・パーク&ワールド全6作品は、動画配信サービス U-NEXTでご覧になれます。
31日間の無料トライアル・サービスも実施中ですので、ぜひご利用してみてください。
まとめ
僕の記憶では、第1作目の「ジュラシック・パーク」1993年の夏に公開されました。
原作のマイクル・クライトン著「ジュラシック・パーク」は、その3年前の1990年刊行されていて、僕は貪るように読んだものです。
そして読み終わった直後「スピルバーグが映画化してくれないかな」と思ったものです。
その念願がかない、3年後に新婚の妻を連れて2回映画館に足を運びました。
そして2回目を観終わった数日後に長男が生まれるという経験もしました。
その第1作目から32年目。2025年夏に第7作目が公開されるなんて嬉しい限りです。
しかも僕は7月13日から約1週間の予定でニューヨークに行きます。
日本公開前にNYで「ジュラシック・ワールド/約束の大地」を観る予定です。
そのレビューは、こちらにアップしますね。どうぞお楽しみに!
最後に、
恐竜好きの方は、きっと怪獣映画もお好きだと思います。怪獣と言えば「ゴジラ」
僕は、ギャレス・エドワーズ監督の「GODZILLA」をゴジラ映画の歴代8選に選んでいます。こちらの記事もぜひ読んでみてください。
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