もしも不老不死になったら

こんにちは、
こめまるです。

不老不死という言葉にどんなイメージを持つでしょうか?
若い姿のまま永遠に生き続けれらるなんて夢のようだと思うでしょうか?

数年前まで人生80年と言われていたのが、えっ!?と思う間に人生100年と言われています。

僕はこの言葉に苦笑せずにはいられません。

今日は、不老不死という重いテーマを扱った漫画を紹介しながら不老不死を考えたいと思います。

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不老不死 年齢と共に変わった思い

子供の頃、不老不死っていいな、と思っていました。
ずっと年取らないで若いままで、そして永遠の命を持っている。

わぁ、ずっと遊んで生きていけるな、なんて無邪気に思っていました。

でもある時から、そんな思いはなくなってしましました。

それはいつからでしょうか?

結婚して子供が出来てからは、早く大きくならないかな、と思っていました。

そして、早く年を取りたい、早く定年にならないかな、
定年になったら、子供たちも大人になり、重荷も降りるな、
やっと自分の好きなことができるな、と漠然と思っていました。

しかし、子供の頃思っていた不老不死という考えは全くなくなり、
出来るだけ苦しまず、周りに迷惑を掛けないで楽になりたいな、と思うようになりました。

高橋留美子の『人形シリーズ』は、500年前、面白半分で食べた謎の肉が本物の人魚の肉であったために、
死なない体になっってしまったために一ヵ所の留まることが出来ず、日本中を彷徨う湧太を主人公として描いています。

旅の途中、同じ境遇の女性真魚という道ずれを得ても、二人は安住の地を探しながら彷徨うのです。

人魚シリーズ1『人魚の森』

人魚シリーズ1『人魚の森』

『うる星やつら』『めぞん一刻』などのコミカルな漫画で有名な高橋留美子ですが、
不老不死をテーマに人生の深淵をのぞき込むような作品も書いています。

ぜひどの世代にも読んでほしい作品です。

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不老不死と高橋留美子と

漫画家高橋留美子は、1957年(昭和32年)新潟生まれ。僕と同い年でしかも隣の県の出身。
しかも彼女が進学したのが日本女子大学。

僕らは、日本女子大のことを本女(ぽんじょ)なんて呼んでいましたが、僕が通っていた早稲田大学とは目と鼻の先にあります。

早稲田大学よりも小高い丘の目白台にあるその女子大は、早稲田の野暮ったい男どもの憧れの大学でした。

そんなことで親近感を持っている高橋留美子は、デビューも早かったです。

在学中に『うる星やつら』を少年サンデーに連載を始め、23歳で、ビッグコミックスピリッツに『めぞん一刻』の連載も始めています。

僕と同世代で『うる星やつら』のラムちゃんに悩殺され、『めぞん一刻』の響子さんに夢中になった人は多いのではないでしょうか?

そんな絶対的なヒロインを高橋留美子は、わずか20代前半で創り出しています。

その一方、日常生活に潜むほろ苦いストーリーや、人生の深淵を覗き込むような鋭い作品も書いています。

前が『高橋留美子劇場』で、後は『人魚シリーズ』です。

『高橋留美子劇場1』

『高橋留美子劇場1』

特に人魚シリーズは、不老不死をテーマにした思い作品です。

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不老不死がテーマ 人形シリーズ

多作家の高橋留美子としては、発表済みの作品がわずか9話と少ない人魚シリーズですが、印象深い作品です。

この作品は、図らずも不老不死になってしまった二人の男女を通して「生きる」ということの本当の意味を鋭く追求する異色作です。

今から500年前、興味本位で食べた謎の肉が、実は人魚の肉だったため、死なない、死ねない体になってしまった湧太。
年を取らないために一か所に長居が出来ず、日本中を放浪する生活を続けています。

その放浪の途中、同じ境遇をもつ真魚という女性と知り合い道連れとして二人は安住の地を探し求めます。

しかし、そんな安住の地はなさそうなのです。逆に死に見放された者たちは巻き起こす残虐な事件に否応なく巻き込まれて行きます。
そこで二人が見るのは、人という生き物の卑しさ、醜さ、哀れさ、そして生命の尊さ。

そして生きるとはなにか、死をどう捉えたらいいのかを考えさせる作品です。

まとめ

妻とは、27年間一緒に暮らしています。お互い理解し合ってると思えませんし、少なくとも僕は妻には理解できない部分が多くあります。

でもつかず離れず一緒に生活しています。

結婚する時、この女性とならなんとか一緒に生活できると思ったのは、死生観が似ていたからです。

それは尊厳死と死をドライに捉える点でした。

お互い延命処置は好まず、臓器提供にも賛成です。

そして、逝くことは大きなやすらぎになることだと思っています。だから不老不死になりたくはありません。



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