こんにちは、
こめまるです。
6月30日に今年は初めて蝉の鳴き声を聴きました。
それから1週間近く経ちましたが、いろいろな場所で蝉の鳴き声を聴くようになりました。
今年も夏がやってきましたね。
クマゼミに憧れた日
僕がクマゼミに憧れていた頃のことを記します。
2日の日曜日、合唱団の練習で平塚に行きました。練習会場近くの公園でもニイニイゼミの鳴き声を確認しました。
さて僕は北陸富山の出身でしかも海岸近くで生まれ育ったので、蝉というとニイニイゼミ、アブラゼミ、ツクツクボウシの3種類くらいしか聴くことがありませんでした。
ただ富山でも山間部に行くとミンミンゼミ、ヒグラシの鳴き声を聴くことは出来ました。
1977年に上京して何が驚いたかというと新宿区でミンミンゼミの鳴き声を普通で聴くことが出来たことです。
その頃の僕はクマゼミの鳴き声と姿を見たくて仕方ありませんでした。クマゼミは南方系のセミで国内最大の種。
僕の故郷の富山にはいなかったので憧れたものです。
図鑑で調べると当時の生息地の最東端が平塚でした。
クマゼミ 負の連鎖
夏のある日、僕はバイクを飛ばして平塚まで行き、クマゼミの鳴き声を探し求めたものです。
今思い返しても記憶がはっきりしません。確かにシャイシャイシャイという鳴き声を聴いたような気もするし、暑さのせいの幻聴だったかも。
しかし、その後40代で3年半ほど大阪の泉佐野に単身赴任していた時、早朝5時からマンションの中庭の木々からクマゼミの大合唱が始まるのです。
「じゃかあしい!」と怒鳴りたくなるほど、もうええわというくらいクマゼミの鳴き声を聴かされました。
またクマゼミの鳴き声が岸和田のだんじりのお囃子の調子と似ているので、クマゼミ=だんじり=単身赴任=しんどかったという記憶がよみがえるのです。
まさにクマゼミから連想する府の連鎖なんですね。
最後に
近年は、僕の住む横浜でも毎年クマゼミの鳴き声が確認できますし、代々木公園には普通にいるらしいです。
温暖化のせいなのか、樹木の移設のせいなのかよくわからないそうです。
いまでは、一時期あんなに憧れたクマゼミより、健気に涼やかに鳴くニイニイゼミが好きです。
続いてヒグラシ、ツクツクボウシかな
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