こんにちは、
こめまるです。
今年1月から毎日新聞を取り始めました。
毎週土曜日の「くらしナビ」というページに「人生相談」というコーナーがあります。
これが意外と面白くて毎回読んでいます。
それは回答者の中に、ジェーン・スーさんやヤマザキマリさんという僕の好きなコラムニストがいるからです。
昨日6月11日は、ヤマザキマリさんの担当でした。
相談を寄せた読者が、僕と同世代の65歳女性なので興味を引きました。
今日はこの相談についてヤマザキマリさんの回答と共に考えたいと思います。
人生相談 何に向かって生きるのか
6月11日の取り上げられた相談は、次のような内容です。
「子育ては卒業し、仕事も修了しました。胃がんを治療した5年前から断捨離も進めています。老夫婦二人で適度な距離を保ち暮らしています。ここまで生きてきて、やり残したこともなく、やりたいこともありません。今までは常に何か目標がありましたが、今後は何に向って生きていけば良いのか分かりません。贅沢な悩みかもしれませんが、悩んでいます。(65歳・女性)」
ヤマザキマリさんの回答からポイントになる部分を書き出してみます。
・ご本人がいうように実に贅沢な悩みだ。
・現代の紛争地域や経済的に日々食べることに困った人たちの生きる目的は”死ぬまで生きのびること”以外ないだろう。
・家族や学校などで社会の役に立たなければならないという教育を受けてきた
・しかし十分生きたなら生きる理由にとらわれないで良いのではないか
・自分なら何もしないという贅沢を謳歌したい
自分で人生を切り拓いてきたヤマザキさんらしい回答で、僕も同意します。
人生相談 悩む前にやること
さて、相談者の方は65歳の女性ということですが、僕が一番気になった、いや驚いたのが、
「仕事も終了しました。」という一文。
えっ?もう働かないの?
しかも何に向って生きるかで悩んでいる方ですから、その他、非営利な活動もされていない方ということですね。
多分、公的年金などが出るでしょうから、何もしなくても生活できるということが前提ということですね。
相談してくるということは、回答者のアドバイスに耳を傾ける気があるのなら、まず「働け」ということです。
週3日から4日、アルバイトでいいですから働いてください。心配しなくても、長時間働けませんから、せいぜい週20時間くらい。
コンビニ、ファミレス、量販店、スーパーなど65歳の女性でも働ける場所はたくさんあります。
働くことで規則正しい生活になり、人との交わりで何かに気づくかもしれません。
まず、好みを横に置いて、どこでもいいから働いてみることですね。
そうすれば何に向かって生きていけばいいか、ヒントが得られると思います。
まとめ
この相談者さんは、65歳まで生きてきて、やり残したこともなく、やりたいこともありません。と書いています。ここまで書けるというのは、いままで本当にやりたいことがやりたいように出来てきたということでしょうか?
逆に本当に無欲な人なのでしょうか?
やはり最後は、ヤマザキマリさんのいうのよう、何もしないという贅沢を謳歌してほしいと思います。
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