定年退職ブルーの受け止め方

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こんにちは、
こめまるです。

先日、勤めていた会社の元先輩と話す機会がありました。

先輩は現在64歳で、まだその会社に再雇用で勤めています。
7月に65歳になりますが、会社側からまだなんの打診もないので再契約の意思表示はまだしていないそうです。

再雇用の場合は、退職する1ヵ月前までに申し出てください、と契約書には記載されているので保留状態だそうです。

さて、先輩曰く、
「そう言えば、君は退職数ヵ月前は、なんかちょっと落ち込んでいたよね」
と思い出したように言いました。

僕は「ん?」と思いましたが、思い返すと、「ああ、そんなこともあったな」と思いだしました。

今日は、「定年退職ブルーの受け止め方」について体験とともに考えたいと思います。

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定年退職ブルーはなかった?

僕は、定年退職後、翌日から再契約の契約社員として働きだしました。

僕は、2017年9月30日に定年を迎えました。
そして翌10月1日から契約社員として働きだしました。

9月30日が土曜日で、10月1日が日曜日なので、定年前最後出勤日が9月29日(金)、再雇用最初に出勤日が10月2日(月)。

周りの同僚たちは多少分かっていたかもしれませんが、他部署の社員は、基本的に全く意識していなかったと思います。

なんせ、同じ部署で、同じ席で同じ業務をしていたからです。

ただ個人的には、サラリーマン生活最大の変化を体験していたのです。
なんせこの週末を境に長年勤めた会社を定年退職し、役職はなくなり、給料も年収ベースで、約2/3になりました。

しかし、周囲はそんなことは知ったこっちゃない、という感じでした。

しかも、僕自身も定年前に有給を消化するということもしなかったので、頭の中で理解していても体感的にもブルーになることはありませんでした。

ところがです。
実際に37年間勤めた会社を本当に退職しようという数か月前に少し落ち込むようなことがあったこと思いだしました。

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定年退職ブルーはあった!

正確には、定年退職ブルーではありません。
実際は、退職ブルーが正しいでしょうか?

僕は、再雇用の2年目の退職時にすったもんだがありました。
僕が、出勤日を週4日にして欲しいと申し出たら、会社側は「いいよ、じゃ給料半分ね」と来たもんだ。

結局僕は、交渉する気も失せて、2年目もフルタイムで契約しました。
しかし、やはり鬱々として気持ちは拭いきれず、再雇用2年目も2ヵ月目には、上司にもう辞める!と申し出たのです。

結局上司に慰められ、申し出から8ヵ月間も働きました。

そして僕は、退職半年位前からブルーな気分がやってくるようになったのです。

なぜか?
2年ほど経った今なら冷静に分析できます。

当時の僕の仕事は、販売イベントの企画と運営でした。

販売イベント(催事ということが多い)は、歳時によって趣向を凝らします。

だから季節によって歳時の趣向が違っているわけです。

退職したのが、2019年7月で、2019年の1月のイベントから感じるようになったと思います。

1月のイベントを運営している時に、ふと「ああ、俺に取ってこの催事は最後なんだ」と思った瞬間、急に寂しさがこみ上げてきたのです。

そして3月のイベントは、より強烈に感じてしまいました。

そのイベントは、会社にとっても特に重要な長年続いているイベントだったのです。
1年の内に春と秋に1回ずつ、1ヶ月間ほどのロングランのイベントで、売上も大きなものでした。

僕は、それまで10年間、このイベントに尽力してきたのです。
この3月が終われば、次が10月です。
その時には既に僕は、この会社を去っています。

それを思うと強烈に寂しさがこみ上げてきたのです。

その感情はしばらく続きましたが、そのイベントが終わってから少したって、すっかり厄が落ちたようにすっきりしたものです。

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まとめ

長く勤めていた会社を退職する時、誰にでも感慨深くなると思います。中には、なにかこみ上げてくる人もいるのではないでしょうか?

大阪支店で僕と同時期に退職した先輩は、40年近く働いていましたが、送別会で泣きじゃくっていたそうです。

一方、表面的には淡々としている方もあります。

ただ、僕の体験では、そんな感情を否定するではなく、素直を受け入れて、泣きたいなら泣いた方がいいと思います。

素直に受け入れ、受け止めれば、その後昇華され、いずれすっきりすると思うのです。

定年退職ブルーは素直に受け止めることをおすすめします。



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