こんにちは、
こめまるです。
時速8kmのトラクターというかもっと小さい芝刈り機で560km離れた兄を訪ねて旅をする73歳の老人のお話しです。
デイヴィッド・リンチ監督が描く、シンプルながらも心温まるロードムービーの傑作。
スピード感も何もない、しかし着実に一歩一歩、歩みを止めない73歳の老人アルヴィン・ストレイトの姿に胸を打たれます。
老いてこそよりわかる映画だと思います。
ストレイト・ストーリー あらすじ
娘のローザと二人暮らしの73歳アルヴィン・ストレイトに、10年前に会ったきりの兄が心臓発作で倒れたと連絡が入るところから物語が展開します。
ただアルヴィンと兄は仲たがいして10年も会っていません。
いくら喧嘩してあっていないといえども兄弟。
しかもお互い人生の残り時間が少ない。人生が終わる前に和解したい。
そこでアルヴィンは、兄を訪ねてトラクターで走り出す旅に出るのです。
腰が悪くて、杖がないと歩けないアルヴィン。
でも準備をし出すと活力が出てきます。
娘も周りの既にお互い年を取った友人連中もそんなアルヴィンの行動に驚きます。
最初は、使っているオンボロで走り出すが、すぐに途中でエンスト。
レッカー車で家に戻ってしまう。
そこで有り金はたいて中古のトラクターを買います。
それで走り出す。
途中、家出の少女、鹿をはねてパニくっている女性などと出会う。
またトラクターが故障して助けてくれる家族に出会い、クルマで送ろうか?
と提案されます。
でもアルヴィンは、「やり遂げたいんだ。」と決意のほど口にしてその好意を断ります。
そして兄との再会と和解。
ここで交わされる会話は、シンプルの極。
グッときますね。
特に年配の方に見てもらいたい映画です。
でもすべての世代の人に観てもらいたい映画です。
年を取るのも悪くない、と思うかもしれません。
ストレイト・ストーリー 動画
見どころ
距離にして東京大阪間以上を、時速8kmの芝刈り機で走り抜くというだけで面白い。道中での出会いや交流で語られる、ユーモアと含蓄に満ちた言葉の数々にも胸を打たれる。ストーリー
アイオワ州の小さな町で暮らしている73歳の老人、アルヴィン・ストレイト。ある雷雨の夜、長年仲違いしていた兄・ライルが倒れたという知らせが届く。彼は兄に会うため、時速わずか8kmの芝刈り機に乗り、遠く350マイル離れた地へ向かう旅に出る。
————————————————————————
本ページの情報は2021年4月時点のものです。
最新の配信状況は U-NEXT サイトにてご確認ください。
————————————————————————
まとめ
17歳の高3の時に自宅の富山から函館まで自転車で往復しました。
往復2週間掛かりました。
でもいろんな土地で出会った人たちに助けられました。
自転車だと時速20キロぐらいだったのか?
トラクターは、時速8キロ。
それくらいの速度は、ちょうどいいのかもしれない。
年を取ったら、一歩一歩ゆっくり着実に前に進んでいきたい。
コメント