こんにちわ、
こめまるです。
遠足は、帰宅するまでと言われます。
サラリーマン時代も仕事は、帰宅するまでと思っていました。
だから、よく仕事帰りにスタバに寄って、ブログを書いている時などは、部活と言っていました。
でも、放課後に部活をするというよりも帰宅途中の寄り道と言った方が正解だったかもしれません。
僕は、仕事が終わって、真っすぐ帰宅するのが苦手でした。
それは、高校生の頃からで、ちょうど市街地に繁華街を通っていたので、本屋とかレコード屋などに寄っていたのです。
なんか、まっすぐ帰るのがもったいないような気がするんですね。
60歳 人生の寄り道 下校時のよう
小学生の頃、学校の授業が終わったら、たいていは、友だちと遊ぶ約束して、学校のグラウンドや神社や空き地、公園で遊んだものです。
でも、時々、特に友だちとの約束もなく、一人ぶらぶら帰ることもありました。そんな時は、いつもと違う通学路で帰ったものです。
自宅から小学校まで、400mから500mくらいだったでしょうか?
時間にして、6~7分ほどしか掛からなかったと思います。
今から思うと大した距離ではなかったと思いますが、少し通学路を変えただけで、わくわく、ドキドキしたものです。
登校する時は、目もくれなかった、道端の草木に見入ったり、しゃがみ込んで蟻がシャカシャカ動き回っている様子を観たり、タンポポの種を飛ばしたりしたものです。
だから下校の時は、登校時の何倍も時間を掛けて帰ったと思います。
なんで、50年経った今、そんなことを思い出すのだろうか?
なにか、人生に似てんじゃない?と感じたからです。
そう、人生の60歳からは、小学校の下校時のようだな、と思うのです。
60歳 人生の寄り道
通学すること、通勤すること、どちらでもいいのですが、登校と下校、出勤と帰宅、は絶対違いますね。
まず、気持ちが違います。
ほとんどの人が、登校する時、出勤する時の方が緊張感があると思います。
そして立ち寄ったりしないで、真っすぐ学校や職場に向かう人が多いでしょう。
一方、下校や帰宅の時はどうでしょうか?
緊張は緩んで、ホッとしているか、やれやれと感じている人もいることと思います。
どちらにしても登校時や出勤時よりもテンションは下がっていると思います。
定年後の60歳からは、下校時に似ていると思います。
だから、急ぐ必要もないし、登校時には興味も感じなかった、道端の花や草木、虫たちに興味が行くようになるのです。
最後に
人生をマラソンなどのスポーツ競技に例える人、または、登山に例える人、それぞれですが、必ずあるのが、始まりと終わりです。
そして、スポーツ競技を始める前と終わった後、登山で頂上を目指している時と下山している時、遠足の目的地に向かっている時と戻る時では、あきらかに気持ちの面でも、行動でも違ってきます。
僕は、定年後の60歳以降を小学校の下校時に例えましたが、若い頃に気付かなかったことや、60歳を過ぎると気づくようなったり、するのでは思います。
60歳過ぎると人生の寄り道をするのが楽しいかなと思います。
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