なんとかなるさの意味 生きて行く上で大切な言葉かもしれない

生活
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“なんとかなるさ”、という気持ちで60年間生きてきました。

ただ、この”なんとかなるさ”という考えは、個人によって幅があるようですね。
今日は、この”なんとかなるさ”という考えについて僕個人が思ったり感じたり考えていることを書きます。



なんとかなるさ Take it easy? Let it be? ケ・セラ・セラ?

僕が好きでよく使う言葉でTake it easyという英語の言葉があります。

くよくよするなよ、気にするなよ、なんとかなるさ、落ち着いて、などという幅広い意味があるように認識しています。

また、僕が仕事でロシアのモスクワに行っていた頃、ロシア人がよく使っていた言葉に”ダワイ”という言葉がありましたが、これもなんとかなるという意味を含んでいたようです。

また、ザ・ビートルズの名曲、Let it beにはなるようになる、という意味ですね。

「僕が困難に出会って自分自身を見失った時に、アリア様でやって来た言ってくれた言葉は”Let it be”だった。」し、

ケセラセラ(Que Sera, Sera)は、1956年のヒッチコック監督映画『知りすぎていた男』の主題歌で、主演女優で歌手でもあるドリス・デイが歌ったヒット曲で、”なるようになる”という意味です。

確か、かまやつひろし氏の曲には”どうにかなるさ”という曲がありましたね。

つまり国、地域、民族を問わず、”なんとかなるさ”という考え方は、生きて行くうえで必要な考え方です。

なんとかなさるとなんとかする

親鸞の唱えた他力本願という言葉が誤解されて、他人任せ、または無責任という意味に使われたりそう考えている人がいることは悲しいことです。

僕は、他力とは自力の先にくる、とても高い次元の考え方だと思っているからです。

日々の生活、仕事、生きて行くうえで、自分の思い通りに行かないことは、誰でも多かれ少なかれ認識していると思います。

つまり自力で事に当たってもどうしてもうまく行かないことがありますが、その時に出てくる考え方が他力です。

他力は、人事を尽くして天命を待つという考えに近いと思います。

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作家の五木寛之氏が、このような表現を使っています。

五木氏が例えたのがヨットです。

ヨットで、万全に準備をして、さあ出帆だ!という時に全く風がない、でもいつ風が吹いても出られるように待っている、その状況が他力だということです。

ヨットで目的地に向かおうと十分な準備を行い、出航の日が来ました。
でも、その日はあいにく全く無風で出航できません。

でもいつ吹いてもいいように待っている。

これが五木氏が例えた他力であり、僕の考えるなんとかなるさ、です。

つまり僕の考える、なんとかなるさは、なんとかするの上の次元に考える所以です。



なんとかなるさ だから前に進めるかも

なんとかする、なんとかしなきゃ、とばかり考えていると疲れちゃいますよね。

ネットのある相談コーナーで、まだ20才位の若者が、母を亡くして、自分が弟、妹の面倒をみて、なんとかなるさ、と言って妻を亡くして生活費で飲み歩く父親を糾弾する記事を読みました。

なんとかするんだ、と頑張っているその若者にとても敬意を表したくなります。
一方、僕は、妻を亡くした悲しみで飲み歩く父親にも同情を禁じ得ません。

つまるところ父親と息子でお互いにしっかり話し合っていないところが問題と思いますが。

その若者はその後どうなったかわかりませんが、自分で何とか出来ることはしているので、
その後は父親を頼ってみるのもいいのかな、と思います。

まとめ

生きていると大変なこと、辛いこと、悲しいこと、怒りを感じることなどがほとんどです。
つまりネガティブな感情が圧倒的に多いですね。

一方、嬉しいこと楽しいことは割合的には1割かせいぜい2割です。
しかも一瞬で終わったりと持続はしません。

一日、一回か二回、細やかながら嬉しいことがあるとハッピーですよね。

だから、日々頑張っている皆さんは、ふと、息を抜いて、なんとかなるさ、とつぶやくといいかもしれませんよ。




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