こんにちは。
こめまるです。
先日、妻とむかしの写真を見ていました。
次女が小学校入学の写真を見ていて、妻が、
「あなた、なんで嬉しそうな顔してないの?」
というので見てみると、なんか険しい顔していました。
次女が小学校入学というと僕は40代半ば。
新しく立ち上げた部署のリーダーに任命され、それはそれはハードな日々を送っていました。
よく定年後、老後のお金の計画は、40代から始めなさい、みたいに上から目線的なことは本や雑誌などに書いていありますが、当時の僕は、そんなことを考えるなど全くできず、とにかく日々の仕事をこなすのがせいいいっぱいでした。
その写真は、次女、妻、そして僕の3人が写っていて誰が撮ったかの記憶はありませんが、僕が険しい顔をしているので、妻も次女もつまらなそうな表情をしています。
なんか申し訳ないな、とその写真を見て、次女に謝りたいくらいです。
60代 生き方 いままでの生き方のリセット時期
僕は、一般的なサラリーマン人生を送ってきました。ただ、勤めていた会社は、中小企業で当時の経営者は、叩き上げで自身が会社を大きくした人だったので、記憶に残る語録だけでも、労働こそ尊いという人でした。
だから、定時にあがるなんてもってのほかで、有給なんて悪だ!という人でした。
ただ残業代はちゃんと出してくれましたが。
そんな風土の会社で37年間も働いてきたので、実は一番うれしかったのは定年を迎えたことでした。
そしてさすがにそんな昭和時代を引きずってきた会社も世の中の変化にそって働き方も変わっていました。
それでも僕は定年までは残業、休出を厭わない社員でした。
だから、定年が嬉しかったのです。
60代 生き方 個人事業主になって
定年になって嬉しかったのは、働き方が少し緩やかでなったことと、何と言っても一番は退職金が出たことです。
なにせ僕は投資用のマンションを購入して失敗したり、それにプラスして住居のマンションも買って、なんとか10数年住んだものの払えなくなって手放したり、子供3人を私立大学に行かせたりで、よく自己破産もせず持ちこたえたなと思うような生活を続けていました。
これはひとえに働き者の妻を結婚したかで、これは感謝をしてもし過ぎることはありません。
だから定年時に退職金が出たら、いろんな支払いでほぼ半分が無くなりました。
傍から見たら、バカじゃないかと思われそうですが、ここでも僕はよく持ちこたえたと有難い気持ちです。
そして個人事業主になったのです。
つまりカッコよく言えば起業。
業種はライター。
でも収入はまだ2~3万円。
最後に
自分でなにやっているだんろうな、と思うことがあります。
いや毎日なにやっているだろうな、と思います。
俺が起業するんだ!といってライター業を始めましたが、収入は全然。
原稿の依頼もほとんどなく、アルバイト生活。
なんか売れない芸人や作家ですね。
妻に食わせてもらって、アルバイトして。
でも、逆に60代だから出来るのかもしれません。
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