こんにちは!
ネットに疎い中高年には、
頭の切換えが必要な時代がやってきました。
いままで何十年と
契約書などの各種の事務処理が、
IT化の波で、僕らのすぐ手元まで
やってきてしまったのです。
例えば、僕が勤める会社では、
タイムカードがなくなり、
出勤と退勤は、PCの画面上でおこなっています。
同じように経費精算もPCの画面で行います。
これらを、オンライン上の行っている訳です。
また、昨日は、神保町の本屋で、
3,500円という高い本を購入して、
手持ちがなかったので
クレジットカードで購入したのですが、
カードのサインは、タブレット上に専用のペンで行いました。
初めての事だったので、
ミミズのような時になってしまいましたが。。。
本当、長い年月、
紙の事務処理を行ってきた身としては、
頭の切り換えが必要な時代になってきたのです。
電子契約が紙の契約にとって代わる
電子契約とは、電子文書に当事者双方が、
インターネット上で署名会い合うことで
契約を締結する方法のことです。
民法上の多くの契約は、
双方の合意だけで成立する諾成契約ですので、
合意の証拠を電子データで
保管しておけば契約の効力が証明されます。
例えば、「賃貸借契約」も、
一部の契約形態を除いて書面を
必要としない諾成契約であるため、
電子契約への切り替えが可能です。
この電子契約によって
賃貸借契約を結ぶことが普及すれば、
手元のスマホで受信したメールから
契約締結サイトにアクセスして、
内容を確認して
名前を入力するだけで
契約が行えるようになります。
電子契約のメリットとトラブルの原因
電子契約のメリットは、
まず、契約成立までの時間短縮と
手間の削減が出来ることです。
また契約書の検索も簡単です。
加えて、紙の契約書ではないため、
現行法では、「印紙税」がかからず、
節税が可能になります。
一方、情緒的な問題も指摘されています。
つまり、契約に対して人間が感じる重みの問題です。
紙の賃貸借契約では、
最後に印鑑を押しますが、
これが一つの儀式なようなもので覚悟が必要です。
契約したんだという決意の気持を持つことが出来ます。
それに対して、
画面をタップするだけの電子契約では、
契約内容の確認の仕方や
契約に対する決意の仕方が
どうしても軽く感じるものです。
まとめ
便利になるのはいいですが、
契約の条文に不利な条件や間違いが
混じったりしないよう、
十分に注意する必要が出てきますね。
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