こんばんは、
こめまるです。
最近は、内館牧子著「終わった人」から、ネタをいくつか使っていますが、さて、小説内で他人ごとだと思っていたことが、
実は自分にも当てはまることがあるんじゃないか?と鈍感な僕が気付いたことがあります。
それは、小説内で、主人公の田代壮介氏が、定年退職して、家にいるようになると美容室で働いている奥さんが、何かと理由を付けて、早く仕事に行くようになったことです。
壮介さんも最初は、特に感じていなかったようですが、そのうち、これは自分が疎まれているのかと気づくわけです。
人のふり見て我がふり直せ
僕は小説を読んでいて、壮介さんも鈍感だなあ、なんて嘲笑って、憐れんでいたら、ふと自分の身に置いてみると、
おっと、僕ももしかして壮介さんと同じ境遇になっているんでは?
とハタと思ってしまったんですよ。
というのは、平日は僕は出勤しているので、妻よりも早く家を出ていますが、土日は妻が近所の大型家具店で働いているのですが、これが遅番にも関わらず、意外と早く出て行くんですね。
働き始めの頃は、午後3時とか4時とかに出ていたのが、いまは、僕の昼飯を作ってさっさと出て行くんですね。
僕が、「早いね」
というと「そうなの、忙しくして」って返してくる。
でもパートの身で忙しいからと早く出勤するのかな?
そこでようやく鈍感な僕は気づくわけです。
これって僕と一緒に家にいるのが嫌なんではないか!
妻とはそれなりに会話もあるので、我が家は、冷え切った夫婦関係とは無関係と勝手に思っていたのは、単に僕がめでたいだけで、
実は、妻はそうではないのではないか?と最近疑心暗鬼に陥ってきました。
でも、これをあえて妻に問い詰める訳にはいかないし、単に取り越し苦労という可能性もあるし、
悶々してしまうなぁ。。。
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