こんにちは、
こめまるです。
シンガーソングライターのKANさんが、今月12日に亡くなった。61歳だった。心よりご冥福をお祈りします。
ただ僕はKANさんのことを何も知らなかった。大ヒットした「愛が勝つ」しか知らず、一発屋的な人かなと思っていた。とんでもない大間違いだった。
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19日の日曜日、radikoで「安住紳一郎の日曜天国」を聴きながらチラシ配りをしている時、KANさんの曲が流れた。「世界でいちばん好きな人」。
不覚にも涙が流れた。
なんて、なんて素晴らしい作品なのか!そして、radikoからSpotifyに切り替えて、KANさんの作品を続けて聴きだした。
そこで思い知ったのだ。KANさんは、素晴らしいアーティストだったということを!
「愛は勝つ」はその中の1曲でしかなかったのだ。
そして彼の作品を自分でもギターで弾いて歌ってみたくなり早速ソングブックを購入した。
表紙は、なんと夏目漱石風ではないか。
実際、KANさんの作品には、オマージュやパロディ作品が多いそうだ。茶目っ気とユーモア溢れる人だったようだ。
亡くなって初めてKANさんの作品を知ったのだが、遅すぎたのか?いやそんなことはない。KANさんの曲を聴いて、弾いて、歌って、彼の作品を愛していくことが少しでも供養になればと思う日々です。
KANさんの比較的新しい2017年にリリースされた『la RINASCENTE』というアルバム。ジャケットを見て笑ってしまった。ドナルド・フェイゲンの『The Nightfly』のパロディではないか!
KANさんを知れば知るほど、興味が湧いてくる。僕のKAN熱は冷めることはないだろう。
KAN自身による丁寧な編曲で、弦楽四重奏とともに過去の秀曲が新たな輝きを魅せる、とっても上品でかなり音楽的なセルフカバーアルバム。
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