こんにちは、
こめまるです。
子供は反発しあっていても親の姿はよく見ているものだと思う。
僕の父は現在87歳で元気ですが、70歳過ぎまで会社勤めをしていた。
中学を出て勤めた会社に定年どころか、60年近くも勤めていたことになる。
しかも60歳を過ぎてからも提携しているロシアの企業に技術者として半年ほど極寒のイルクーツクに単身赴任もしていた。
そんな姿を見ていたからか、どうかわからないが、僕も新卒で入社した会社に定年まで勤め、出来るだけ長く働きたいので現在は、自分の裁量で出来る個人事業主をやっている。
そして足りない収入分はアルバイト。そう言えば親父も僕が高校生の頃、アルバイトやっていたな。
子供は親の姿を見て育つということだろうか。
親に反発していた若き日
僕は、5年生の国立高専に通学していましたが、3年で退学し、大学に行くことにしました。
しかし高専では、大学受験勉強のためのカリキュラムはなく、僕はその年は受験せず、1年間浪人して、受験に臨むことにしました。
一応、予備校には通ったのですが、ちゃんと勉強した記憶がありません。
しかも、受験の直前には、受験料と上京費を稼ぐためにアルバイトまでしていました。
よく大学に受かったものだと思います。
では、なんで高専をやめてまで大学に行こうとしたのか?
理由は、いくつかありますが、大きな理由の一つとして、このまま家にいると自分がだめになると思ったからです。
つまり父親が嫌いだったのです。
頑固でガミガミいう父親が苦手でした。
このまま家にいることは自分にとっては良くないことだと思い、そのきっかけを作るために大学に行くことにしたのだです。
子供は旅をした方がいい
子供は、若い頃は一時的にも親から離れて暮らす方が良いと思う。
何と言っても、自分で考え行動できるようになるからです。
もっと言えば、自分で生きていく術を身につけることができると思うのです。
それは結婚して自分で家庭を持った時にも役に立ちます。
自分で生きるということは、いいことばかりはありません。
むしろ大変なこと、辛いことの方が多いと思います。
それでも多くの人がめげずに生き抜いています。
僕が、大学に入って一人暮らしを始め、なんとか生き抜いてこられたのは、厳しいこと、辛いことを経験してきたことで、耐性ができたことだと思います。
まとめ
結局僕は、父親に反発して家を飛び出したにもかかわらず、父の生き方をなぞるようにここまで来ました。
父が健在の内は、僕が先に逝くわけにはいきません。
これもひとつのよい意味でのプレッシャーになっています。
ただ、残念なのが、新型コロナ禍のため、もう1年半ほど帰省できないことです。
あの時が最後にならないことだけを祈っています。
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