こんにちは、
こめまるです。
外出自粛になってから、Amazonプライムや、U-NEXTで映画を観ることが増えました。
毎日1本は観たいと思いながらも観だすと他のことが出来なくなるので現在は週に2~3本程度です。
4月になって観たのが、アニメ動画『鬼滅の刃』『約束のネバーランド』、亡くなった大林宣彦監督の『HOUSEハウス』『時をかける少女』『さびしんぼう』『転校生-さよなら あなた-』、新型コロナウイルス禍で観られるようになった『感染列島』『コンテイジョン』などです。
昨日は、ゴジラ映画2作目の『キングコング対ゴジラ』を観ました。
新型コロナウイルス禍 文化衰退の危機
また、ミニシアターエイドにも寄付しました。学生の頃、ミニシアターには、凄くお世話になったので。
映画評論家の町山智浩氏も訴えていましたが、ミニシアターがなくなると日本の映画文化の厚みがなくあり、映画文化の衰退を招くということです。
トーホーシネマズなどのシネコンが上映するのは、娯楽映画つまりエンターテイメントが主ですが、ミニシアターで上映するのは、無名の監督や役者が演じるものやまた娯楽と違う、“考えさせる”映画が主だということです。
つまり生きるということは正解のないことです。
勉強していい大学に行き、有名企業に就職して、結婚して子供を育て、定年を迎え退職金と年金で悠々自適な生活を送る、というのは既にお伽噺となりました。
僕が、このブログを始めたのも、正解のない旅を綴っていこうと考えたからです。
『キングコング対ゴジラ』に観る変わらぬサラリーマン象
ゴジラ映画『キングコング対ゴジラ』は、『ゴジラ』『コジラの逆襲』に続いて1962年(昭和37年)に公開された映画です。
以下簡単に映画の内容を記します。
“最近著しく北極海の氷が溶け始めている。パシフィック製薬提供のテレビ番組は、科学の神秘を放送していたが、視聴率不振に頭を痛めていた。
担当の多胡宣伝部長(有島一郎)は、南太平洋のファロ島に伝わる「巨大なる魔神」の話を聞き、TTVテレビ局員(高島忠夫、藤木悠)を派遣する。やがて北極海ではゴジラが復活。原潜を襲撃し、軍事基地を破壊した。一方、ファロ島では遂に「巨大なる魔神」(キングコング)が姿を現す。多胡はコングを日本へ連れ、さらにゴジラとどちらが強いかという宣伝アイデアを考えるが、洋上のコングは眠りから覚めてしまい日本に上陸。中禅寺湖でゴジラと対面する。キングコング対ゴジラ。果たしてどちらが勝つか?”
アメリカの生んだモンスターキングコングと日本が生んだ怪獣ゴジラとの対決で、ゴジラシリーズ初のカラー映画でした。シリアスな1954年の『ゴジラ』から、3作目で娯楽に徹したエンターテイメントとなりました。
いまから58年前の映画ですが、意外と古さは感じませんでした。命を賭けてファラ島に派遣された二人のテレビ局員、つまりサラリーマンの珍道中も面白いですが、社命の下、危険を顧みず世界を飛びまわったサラリーマンたちは、懐かしくも悲しく感じるのではないでしょうか。
その一方、キングコングとゴジラの両方がやってきた国難にも関わらず、ビジネスにつなげようとする逞しさ、したたかさ。
現在のCGを駆使した映画に比べれば、ちゃちな部分はありますが、当時の右肩上がりの日本を感じさせる力強さがあります。また、当時19歳の浜美枝のチャーミング容姿も最高でした。
まとめ
仕事とは言え、命を顧みず、キングコングを探しに南太平洋のファロ島に向かう二人のサラリーマン。新型コロナウイルス禍のもと、通勤電車で会社に向かうサラリーマンたち。
なにかこみ上げてくるものがあります。
どうか逞しく、したたかに生き抜いてください。
映画『キングコング対ゴジラ』は、動画配信サービスU-NEXT でお楽しみいただけます。
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本ページの情報は2020年5月時点のものです。
最新の配信状況は U-NEXT サイトにてご確認ください。
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