定年後 好きを仕事にする ちょっと待った!

シニアライフ
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こんにちは、こめまるです。

先日、仕事の付き合いのある大手百貨店に勤めている方と今度行うイベントの打ち合わせをしました。
仮にその方をBさんとします。

Bさんとの打ち合わせ自体は定期的に行っているので、特に時間が取られるものではありません。
その日も打ち合わせが予定よりも早く終わったので、どちらからともなく雑談が始まりました。

Bさんは、僕より3歳年下で、来年の秋に定年を迎えるそうです。
だから定年まで1年と少ししかないのですが、ご本人は、その後のことをまだ特に考えていないそうです。

理由としては、定年が65歳まで引きあがるかもしれない。
そうなるとそれに引っかかるかもしれない、だから様子を見ているんです。
と話していました。

なるほど定年と言うゴールが変更になるかもしれないとなると様子は見たくなりますね。




定年後 一度しかない人生 好きを仕事にしたい

定年の年齢が引き上げれれるかもしれないとなると、やはり落ち着きませんね。
定年後のことは、定年の引き上げが決まってからと思うのは人情でしょう。

ただ、その方がその後に発した言葉に僕は少々反応しました。

「出来れば、自分の好きなことを仕事にしたい。僕はジャズが好きなのでジャズ専門のカフェなど開業したいな。」

と言ったのです。

Bさんは、ジャズ、とりわけマイルズ・デービスが好きでLPやCDを何百枚も持っているそうです。一日中聴いていてもいいくらいだそうです。

そしてコーヒーにもこだわりを持っているので、ジャズとコーヒーに拘ったカフェが出来たらいいなって言っていました。

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定年後 好きなことはお金を掛けないでやる

誰でも夢を持っています。
40年近く、会社員をやって来たから、定年後は好きなことをやりたいというのは僕は素敵なことだと思うし、一度限りの人生ですから、自分の好きを仕事にすることは賛成です。

でも、ここでちょっと待ったです。

カフェを開くのにいくら資金が掛かるかです。
自宅を簡単に改装してできるならいいでしょう。

しかし、店舗を借りてカフェように改装するとなると、相当なお金が必要になります。
しかもいままで40年近くサラリーマンをしてきた人が簡単に集客できるでしょうか?

こだわりのコーヒーとマイルス・デービスの曲だけでは難しいでしょう。

僕は、思わず費用が掛かりすぎでしょう、やめた方がいいでしょう、と言ってしまいました。

Bさんは、ちょっとむっとしたようでしたが、「そうだよね。。。」と自分に言い聞かせるようにつぶやきました。



最後に

長いサラリーマン人生を送ってきた人が、定年後に自分の好きなことをするために起業することは良いことだと思うし、自分のその予定です。

でも一つ大事なことは、費用を抑えるということです。

リアルな店舗を出すなら、相当な資金とセンスが必要です。
しかも、定年後に失敗した場合、若いころに較べやり直しする時間がありません。たとえあったとしても数年しかなく一旦失敗すると開業に使ったお金は帰ってきません。

現代は、インターネット上で自分の仮想店舗、つまりホームページやブログを運営することもできます。

お金は大切に使いましょう。



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